喧嘩ができないスケバンちゃん。６！【今日から俺は！】

番外編！ ページ16

皆さん、お待たせしました。

相良くんキャラ崩壊前提の番外編でございます。

今回は、ドラマ第8話の伊藤ちゃん京子ちゃんカップルのやつでございます。
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相良「...金属バットたぁ、いい度胸してんじゃねぇか。」

メット「うわぁぁあああ！！！」

相良「いっ...てめぇ、後ろからとは卑怯なやり方だな...。俺は好きだぜ。」

メット「これで、決着付けようぜ！！」


『待ちんしゃーい！！！』


私は思いっきりそのヘルメットを、同じ金属の鉄の棒で殴った。

すると、めっちゃんはその衝撃で倒れてしまう。

ごめんなさい。と駆け寄ろうとしたけど、隣に猛くんが倒れてたので、まずそっちに行った。

『猛くん...。大丈夫？』

相良「いって...って、あっ。A。そ、そういや、デート...。」

『...全然来ないから、心配になっちゃって。』

相良「...ごめん。」

『あ、こんなに血が...。』

そう言ってハンカチで猛くんの手を拭く。

ここで、また私は可愛子ぶってしまった。

『私...。血とか、怖い...。』

見慣れてんだけど。

相良「...こ、こわいの。」

明美「見慣れてんじゃねぇか。」


空気を読まない明美さんに、私はこないだのように威嚇をした。

すると、なにかを察して黙ってくれた。


相良「っ...！」

猛くんはいきなり私の横に拳を突き出してきた。

なんだか鈍い音が聞こえた気がするんだけど、気のせいだろうか。

そして猛くんはこちらを見て、少しだけ顔が赤くなり、緩んだ。

相良「...おい、智司。お前も殴られただろ。保健室行くぞ。」

片桐「あ、いや、俺は」

相良「デートはそれからね？A。」

そう言って可愛くニコニコしてくる猛くんを見ると、ま、いっか。と思ってしまう。

智司さん、何か言いかけてたけどどうしたんだろう。

相良「どこ行きたい？」

『うーん...。甘い物食べたいなぁ。』

相良「甘い物、俺も好きー！じゃあ、食べに行くから、なでなでして？」

『なでなで！』

相良「がおーっ！」

そうして2人で笑い合った。

あぁ、猛くん。なんてあなたは可愛いんだ。

『じゃあ、猛隊員。智司国務長官を護衛してあげて？』

相良「了解しました！A隊長！また後でね！」

そう言って、私に手を振り、智司さんの腕を引いて、猛くんは保健室に行った。

ほんとに可愛いなぁ...。


明美「...相良、あいつすげぇな。」

『え、何がですか？』

明美「...なんでもねぇ。」

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