【ゲーム実況者】浅き夢見じ酔いもせず【短編集】

契りきな　かたみに袖を　しぼりつつ　末の松山　浪こさじとは／あろまほっと／あずさ　リクエスト ページ19

「海だーっ！！！！！」




契りきな かたみに袖を しぼりつつ




夏といったらスイカ。夏祭り。そして、海。



というわけで、 MSSP(＋私)で海に来ました。

きっくんとえおえおは水着姿が映えるなー。顔がいい。




「FBは泳ぎに行かないの？」

「ん？俺はAを守ってんの。ナンパから」

「ふーん。じゃあ私泳いでこよーっと」

「ぅえええ！？A！？」




海に入って、元気よく遊ぶ。

遊ぶ。遊ぶ。遊ぶ。遊ぶー……。




「A！？！」




はっと目を覚ますと、パラソルの中にいた。

隣にはパーカーを羽織り、本を読むあろま。


起き上がると、おでこに乗せられていたタオルが落ちた。

そうか、私倒れたんだ。




「……A、起きたんだ」

「あろま。ごめん、起きた」

「びっくりしたわ。熱中症だってさ」




本でぽんと頭を叩かれる。

海の方を見るとわいわいと遊んでいるFB、きっくん、えおえお。


私が起きるまで、たぶんあろまはずっとここにいてくれた。

わざわざ海に来たのに。申し訳ないな……。




「……あろま、遊んできたら？」

「俺のことは気にしなくていいから」




あろまはそう言うけど、やっぱり気になるじゃん。

だって海に来たんだし、目の前でメンバーは楽しそうに遊んでるし。


……っていうかもともと私が来ることがおかしいんだけどな！！

来なきゃよかったなあ。迷惑しかかけてないし。




「ごめん、あろま」

「なにが」

「わざわざ倒れちゃって……」




そう言うとあろまはちっと舌打ちした。




「お前さあ、馬鹿じゃないの」

「へっ！？ごめん！！！」

「そういうんじゃねえわ」




あろまは私の方を向いて一歩近付く。

パーカーの中の素肌が覗く。え、えっちだ……。




「俺はAの彼氏なの。彼女心配して何が悪い？」

「悪くはないけどさあ！遊ばなくていいのかなって思うじゃん！」

「はあ……覚えてないわけ？」

「なにを」

「俺言ったよな」




あろまはぎゅっと私の手を握る。




「Aのことは俺が守るから付き合って欲しいって」




おーい！ときっくん達が走ってくる。




「Aだいじょーぶ？」

「って、Aすっごい顔赤いけど大丈夫！？！」

「Aかき氷食べよ。何味がいい？」




末の松山 浪こさじとは








￣￣
実はこがおも最近脱水症状で倒れました。

めっちゃ頭痛かった。


リクエストありがとうございます！！！！！

夕されば　門田の稲葉　おとづれて　蘆のまろ屋に　秋風ぞ吹く／フジ→←恋すてふ　わが名はまだき　立ちにけり　人知れずこそ　思ひそめしか／湯毛／杏飴　リクエスト

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