Thirtyfive ページ39
ラギーside
マジフト大会が近付いてきた日の昼休み。今日もレオナさんからの難易度高過ぎる超人気惣菜パンを1番に買う為に大食堂へと向かっている途中
『あ!らぎー!』
「!A…!」
少し離れた所で名前を呼ばれ振り返ると、何日経っても小さいままのAが、短い脚を必死に動かしながらてちてちと満面の笑みで腹を鳴らしながら俺に向かって来る
『らぎー!おなかすいたからだいしょくどーつれてって!』
「俺はアンタの脚じゃねぇんっスけど…」
少し道を戻って抱き上げればありがとうと微笑みながら優しく俺の頭を撫でてくれる
そんな体になったのは、俺のせいなのに…
『らぎ？はやくいこ？』
「アンタの所為で遅れるんっスよ」
「くっそ…今日も買えなかったっス…」
『わたしはあんぱんかえたかららっき〜』
結局お目当ての物は売り切れ。Aは大好きなあんぱんを嬉しそうに抱えている
「あぁほら、そっち行ったらはぐれるっスよ」
『はぁい、らぎままぁ』
「アンタちっさくなっても変わんないっスね」
それがちょっと、嬉しかったり…後ろめたさを感じたり…
本当はちょっと力が入ったってビビらせて、これ以上関わりたくないって思わせるつもりだった
なのに、結果は薬を頭から被って小さくなって。怪我が無かったのは良かったけど、聞いた話だと元に戻るかどうか分からないとか
そうしたらAの将来を俺が奪ったことになる
嫌われた。コイツにだけは嫌われたくない、そう思ってたのに
当の本人は地味に楽しんでるし、俺がやったって知ってるのに前と変わらず接してくれる
昨日聞いてみたんっス。そしたら
【らぎーたちにもじじょーがある。わたしがやめてっていってもやめないでしょ？】
【ともだちだもん。しょーこはさがすけど、わたしはこれでらぎーたちをきらいになったりなんかしない】
【だから、わらってよ！】
俺には、眩し過ぎるっスよ。アンタみたいな良い人は
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ただの腐女子 - これ…ホントにイドアズですか？オクタ監って感じかするのですが…？？？？？ (2021年12月2日 2時) (
レス) @page42 id: a9c9d2d284 (このIDを非表示/違反報告)
萌絵(プロフ) - カレー作ってもらうって……カリム君カレー嫌いじゃなかった？ (2021年10月5日 22時) (レス) @page33 id: 7848a62cb3 (このIDを非表示/違反報告)
ラム - 続きが気になる (2020年5月23日 22時) (レス) id: 53f56e15b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蜘蛛姫 | 作者ホームページ：http://sinngati
作成日時：2020年5月22日 2時
