17話 ページ19
2人が車を出てしばらく経過し、遅いと思った一条は車から一度降りる事にした
貴(遅いな……犯人が抵抗してるのか？)
すると、志摩達が向かって行ったある方向から黄緑色のジャンバーを着た1人の男が後ろを何度も気にしながら走って行くのが見える
貴「！犯人っ…！」
ひと目見て、その男が今回の事件の犯人である事がわかった
バイクで追いかけようとしたが、バイクだと音で後ろから追いかけているのがバレてしまうかもしれない
咄嗟にそう判断した一条は、バイクは使わずに走ってそのまま加々見を追いかけに行った
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志摩 Side
結局、俺と伊吹は加々見に逃げられてしまった
まさかあの夫婦が邪魔をしてくるとは思わなかった…
この後、あの夫婦に事情聴取をしなきゃならない
伊吹「ったく…志摩ちゃんが逃すから〜…」
志摩「お前だって同じだろうが！
はぁっ……とりあえず、一条に連絡するぞ」
伊吹「ん？なんでAちゃん？？」
志摩「もし加々見が逃走した場合、追いかけるように一条に話してたんだよ
きっと、一条は今加々見を追ってくれている筈だ」
伊吹「なるほど！さっすが志摩ちゃん〜！」
とりあえず、一条に連絡をするしかない
そう思い電話を掛けるが、追いかけるのに必死になっているのか一向に電話に出ない
まあ、バイク運転してたら電話に出るのは無理か…
そんな事を考えながら車に戻ると、車には一条のバイクが残っていた
志摩「あいつ、走りで加々見を追いかけたのか…！」
伊吹「えっ、マジで！？電話は？」
志摩「出ない…… ((プルルルルッ
！一条からだ」
まさか走りで加々見を追いかけるとは……
伊吹と話していると、一条からの着信が来た
志摩「一条！今どこだ！」
貴「 " 今、加々見を追って道の駅から市街へ向かっていますっ…
こちらは大丈夫ですので、ご夫妻の2人から事情聴取して下さい！ " 」
志摩「…わかった、何かあればすぐに連絡しろ
田辺夫妻から事情聴取が終わり次第、俺たちもすぐに向かう
無理するなよ」
貴「 " っ、…はい " 」
伊吹「今の間、絶対に理解してなかったと思う」
志摩「同感だ」
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ちゅん(プロフ) - はじめまして！作品読ませていただきました。すっごく面白かったです！続きはもう書かれないんですか？？更新楽しみに待ってます！ (2022年1月1日 18時) (
レス) @page11 id: 1fdd2ab3eb (このIDを非表示/違反報告)
蒼華(プロフ) - ぽんさん» 教えて下さりありがとうございます！！これからは気をつけます！ (2020年10月7日 20時) (レス) id: 0d33117d3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼華 | 作成日時：2020年10月7日 16時
