165話 ページ44
カナエside
エ「ごめんさない竈門くんっ…私、行かなきゃ…！！」
炭「！カナエさん！？」
そう思ったのは、ただの私の勘だった。
なんだか行かないといけない気がして、禰豆子さんが我妻君たちと一緒に戦っているのを見つけ、無事であったことを確認し、私はすぐにAの元へ向かった。
陽葵ちゃんも待ってる…、みんなもあなたの帰りを待ってる…。
花呪蘭がいて、Aがいてこその花宮Aがいるのよ…！
エ「どこ…？どこ…？」
崩れた建物、ヒビの入ったコンクリートの地面、朝だと言うのに暗い空。私の視界はそれだけしか入らなかった。
でも諦めてはいけない、まだ終わっていない。
そんな時、物音がした。
エ「あっちからっ…！」
走って、走って、走って。
だんだん人気が見える。
目立った髪色のあの人は煉獄さんだ…。
でも先に気づいたのは伏黒くんの方だった。
伏「カナエさん…？！」
煉「む！胡蝶ではないか！」
これをかけられるも今はそれどころではない。
エ「ﾊｧｯ…ﾊｧｯ……花呪蘭っ…！」
ちょうど、五条さんと戦っていた花呪蘭。
彼女の名前を呼べばこちらを振り返り、驚いた顔をした。
でもタイミングが悪かったのか、五条さんの蹴りを腹部に受けてしまっていた。
五「余所見は隙ありー！！ってね。」
花「ふざけんな白髪頭。」
五「酷いな、これ地毛なんだけど？」
戦いを止めようとすると、伏黒くんと煉獄さんに慌てて止められた。
エ「…どうして、？」
伏「これは、五条先生に任せるところなんです。今の俺たちが行っても、無駄だと判断しました。」
煉「胡蝶、五条さんを信じよう。……心配するな、きっと大丈夫だ。」
エ「でもっ…！！」
私は…なんで何も出来ないの…？
Aのためなのに…なんで、こんなにも自分が無力なの…？
あまりのことに声は出なかった。
ただ、あることを無意識に口に出した。
エ「花呪蘭を…、祓ってはダメっ…」
花呪蘭を祓ってはダメ、それは私にとってもAにとっても。
花呪蘭にはAの心の中にいて欲しいんだ。
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モチモチ(プロフ) - 美咲さん» ぜひ読んでみたいです！！時間がある時読ませていただきます！！ (2021年12月19日 15時) (
レス) id: 832328d0a2 (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - モチモチさん» 私も今、鬼滅の刃の小説を書いているんです‼️時間があったら見てみて下さい‼️ (2021年12月19日 12時) (レス) id: 352f7f8a03 (このIDを非表示/違反報告)
モチモチ(プロフ) - 美咲さん» うわぁーーん！！めちゃくちゃ嬉しいです(TωT) ありがとうございます！！ (2021年12月19日 10時) (レス) id: 832328d0a2 (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - 凄くおもしろかったです‼️4時間位で最初から読んで来ました‼️頑張って下さい‼️ (2021年12月19日 5時) (レス) @page45 id: 352f7f8a03 (このIDを非表示/違反報告)
モチモチ(プロフ) - メロン♪さん» お気遣いありがとうございますっ！そうなんですね!!!ぜひ読ませていただきます✩.*˚ (2021年11月21日 8時) (レス) id: 832328d0a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モチモチ | 作成日時：2021年10月22日 13時
