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148話 ページ26

数十分の会話をしただけで距離を近づけることが出来た。


まぁ我がAのこと知ってるからなんだろうけど。




「…ここ、心地良いね…もう、ずっとここにいたいや…」



花「…ずっとは出来ないけどさ、我にあなたの身体を貸してほしいの。それだったらずっとここにいられるし、戻りたいって思ったらいつでも我と変わって現実に戻れる。


ただし、我に身体を貸せばAは死ぬ可能性がグンと上がってしまう。…それでもいいのなら、」





今までのAを見ていたら死んで欲しくなかった。


幸せを掴んで欲しかった。









人は死にたくないって言う人がほとんどだ。余程のことがない限りは簡単に死にたいと本気では思わない。きっと、Aも「死にたくないからいやだ。」って言うと思う。



でもその考えは違っていた。




「…私が死ぬ時は、独り?」



花「?…我も一緒に死ぬよ?」





我は君から出来たのだから。
君がいなきゃ、私はここにいることができない。



我がそう答えたらAは優しく笑った。


そして言った。



「いいよ、私の身体を貸します。好きに使ってくれていいからね。でもその代わりに、私を独りにしないで、…?」



花「っ!もちろん、約束する。」



「っ!…ありがとう」




Aの声はすごく穏やかで、ここの場所にふさわしい声だなと思った。




Aが与えてくれた力は膨大なものだ。



強いどころじゃない。






“無敵”と言った方がいい。








だから何がなんでもAを守りたい。







____________






時「…Aさんならきっとこの判断を望んでいると思うよ。中途半端な気持ちじゃ相手にも自分にも勝てやしない
じゃあどうするかを考えた結果僕たち鬼殺隊はAさんと戦うことを選んだ」



悲「私たちは…彼女の、気持ちを…踏みにじるような…失敬なことを…しない。」




宇「派手にその通りだ。だがな、目的は変わんねぇよ。あいつを連れ戻す。ただそれだけだ」




し「あの子にはもう苦しんで欲しくない。」



甘「いつもキュンキュンさせてくれる凄く優しい子だからこそ」



不「違った道に行けば俺らが正しい道に導かなきゃならねェ」



冨「それが今の俺たちの役目だ。」













あぁやっぱりAは愛されてるなぁ。

こんなにも想ってくれる人がたくさんいて。










…逆にそれがAを違う形で苦しめているのには変わりない。




でも少し羨ましいな。

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モチモチ(プロフ) - 美咲さん» ぜひ読んでみたいです!!時間がある時読ませていただきます!! (2021年12月19日 15時) (レス) id: 832328d0a2 (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - モチモチさん» 私も今、鬼滅の刃の小説を書いているんです‼️時間があったら見てみて下さい‼️ (2021年12月19日 12時) (レス) id: 352f7f8a03 (このIDを非表示/違反報告)
モチモチ(プロフ) - 美咲さん» うわぁーーん!!めちゃくちゃ嬉しいです(TωT) ありがとうございます!! (2021年12月19日 10時) (レス) id: 832328d0a2 (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - 凄くおもしろかったです‼️4時間位で最初から読んで来ました‼️頑張って下さい‼️ (2021年12月19日 5時) (レス) @page45 id: 352f7f8a03 (このIDを非表示/違反報告)
モチモチ(プロフ) - メロン♪さん» お気遣いありがとうございますっ!そうなんですね!!!ぜひ読ませていただきます✩.*˚ (2021年11月21日 8時) (レス) id: 832328d0a2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:モチモチ | 作成日時:2021年10月22日 13時

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