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黄side
『はぁ……はぁ……はあ……』
僕は、走った。 (走れメロs((()
さっき見たのは、、、
なーくんの部屋の窓が、
見たことない程に紫だった。。
きっと、強力な……怖い魔法でも使ったのだろう。
中には、ジェルくん……。
莉犬が、なーくんに会うのは…
申し訳ないけれどかなり先かもしれない。
僕は、城の中に入ると、
なーくんの部屋に向かって走った。
『はぁ……はぁ……はぁ』
さ「…るぅとじゃん。」
後ろを振り返ると、さとみくんが居た。
『どうしたんですか?あ、ご飯貰いました?』
さ「飯、美味しかった。 いや、俺の部屋から変な匂いしたから…」
『匂い?……あ。』
紫の光は、なーくんが使える魔法。
なーくんの部屋の隣は、さとみくんの部屋。
変な匂い……もしかしたら、ジェルくんが!!
僕は、思いっきり扉を開けた。
『ジェルくん……!……え、』
さ「……っ。」
な「ねぇ、なんで勝手に入るの?許可してないでしょ?」
目の前には、見たことない程怖いなーくんと、
気絶してるジェルくんが居た。
さとみくんも、青ざめては震えてた…。
さ「そんな事より、ジェルはどうしたんだよ!!」
な「ジェルくんねー、酷いんだ。」
『酷……い?』
なーくんが、話した言葉は、
"僕にとって" 残酷なものだった。
な『俺の魔法、効いてなかったの。』
『……っ。』
な「だからね、ちゃんと魔法掛けたんだ。」
なーくんは、僕のほうを見た。
や、やめて…………。
ジェルくんを見ると……。
きっと、なーくんから逃げてたんだろう。
顔に傷が付いてた。
さ「…………るぅと、逃げるぞ(ボソッ)」
『え?』
その瞬間、僕達はなーくんの部屋を走って抜け出した。
『ちょ!さとみくん!?!』
さ「……っ。まだ走るぞ!!」
『え!?!』
城の外に出ると、やっと足を止めてくれた。
『はぁ……はぁ…、さ、さとみくんどうしたんですか?』
さ「なーくんやばくてさ…w あれば、やばい。」
あれ、さとみくんってこんな性格だっけ?
いつもは、もっとだるそうな……
さ「そろそろ気づいた?俺、意識戻った!ww」
『えぇ〜!?確かに思いましたけれど…よかったです!!』
さ「だからさ、るぅともだろ?魔法掛けられてないの。」
『あ………はい。』
さ「よかった!じゃあ。莉犬達迎えに行こ!」
『はい!』
な「逃がすわけないじゃんw」
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作者名:。 | 作成日時:2020年11月2日 22時