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黄side



僕は、なーくんとの会話でやばいと感じたので、


向こうの世界にいる4人に手紙を書いた。


そろそろ来るはずなので、庭で待つことにした。




『ここら辺から来ると思うんだけど……』




ピカぁーーー!、!


上の方から光が現れて、思わず目を瞑った。


目を開けると、4人が帰って来た。



莉「るぅとくん!!大丈夫なの!?」


『はい!僕は、大丈夫です!だけど……』


さ「るぅと、ざっくりで良いから教えて。」


『はい。』



僕は、なーくんが莉犬やころちゃん、さとみくんやジェルくんの事を


忘れてると話した。



ジェ「嘘やん…」


『嘘と言いたいのですが本当なんです。』


こ「じゃあ、今会っても 誰? ってなる事?」


『はい……一応、なーくんには友達が来ると言っときました。』



その時だ。



な「るぅとくん〜お友達来た?」



なーくんが後ろから来た。


なーくんは、もう王様の服は着ていない。


王子用の服を着てる。



ジェ「なーくん……」


な「あ、初めまして!ニコ 俺、ななもり。って言います!」


さ「あ、俺さとみって言います。」



さとみくんは冷静に受け入れてくれた…。


莉犬なんて、今にも泣きそうな顔をしてる。



な「外、寒いので中入って下さい!るぅとくん、案内宜しくね。」


『はい!』



なーくんは、瞬間移動ではなく、


昔みたいにほうきで飛んで行った。



こ「本当に別人みたい…」


莉「………っ。」



僕は、静かに泣いてる莉犬にハンカチを渡した。



『何も出来なくてごめんね、莉犬。』


莉「ううん、るぅちゃんは悪くない…、ありがと。」


さ「とりま、部屋入るか。……なーくんにはなんて言お…」


『そうですよね…自分の部屋があるなんて言ったら…』


ジェ「……あーーもう!!」



ジェルくんがいきなり大声を出した。


びっくりした…



ジェ「皆、もっと明るく行こや? 俺、とりあえずなーくんと仲深めるわ!」


『……本当にごめんなさい!!』


ジェ「謝らなくてええんやで?ってか、何もやってへんでしょ?w」


『でも……なーくんに何も出来なかった…皆がいない時に。』


さ「それは、お前じゃない。俺らだってすぐ戻ろうとしなかったのが悪い。」


こ「るぅとくん、もう1人じゃないんだからさ!ね?」


莉「俺も!! もう泣かない!!w」


『みんな……』




なーくん、僕らは貴方を元に戻してみせます!

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作者名: | 作成日時:2020年11月2日 22時

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