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赤side



ドシン!!



『……った。』

こ「痛っ!!」



俺ところちゃんは、思いっきり尻もちをついた。



『あれ、さとみとジェルは?』


さ「お前ら、少しぐらいは気を付けろーw」


ジ「さとちゃんはベテランだからやでw」



上を見ると、2人はゆっくりと降りて来た。


あの二人は、魔法使うのベテランだからな……。



さ「やっぱりここかぁ……」


ジ「久々やな。」



周りを見渡すと、どこかの裏路地に来てた。


ってか、ここどこさ。。



こ「ここ………どこ?」


『変なところ来ちゃった……(´;ω;`)』


さ「変なところじゃないよw」


ジ「ここはな、"魔法の無い世界"なんやで。」



"魔法の無い"………?



『そんな世界あるの!?』


ジ「あるでww 」


こ「すげぇ……」


さ「確かな、なーくんとジェルと昔来たことあるんよ。」


『そーなの?』


ジ「あの時は、まだ6歳とかやったなー。母さんもおったし。」



母…………さん??



さ「おい、ジェル。言うなって言われてただろ!!!」


ジ「あ。」



2人は、青ざめた顔をしてた。


きっと、今の話は聞いては行けなかったのかもしれない…。



こ「って言うか、これからどーするの……」


さ「昔、俺らが住んでた家……あったよな?」


ジ「あったな。……ここの近くじゃね?」



ジェルくんは、裏路地の出口を見渡して、


戻って来た。



ジ「ここの1本先やわ!行こ!!」


さ「その前に、莉犬はフード被って、犬耳隠そーね。」



俺は、フードを被り、耳を隠した。


きっと、バレたら大変なのだろう。


ジェルは、ころんの手を。


さとちゃんは、俺の手を取って、歩き出した。



さ「あ。2人に言っとくな。ここでは、絶対に魔法を使うのは禁止!」


こ「えぇー。そしたら、能力使えないじゃん。」


『もし、魔法を使ったら……?』


ジ「なったら……まぁ、色々やばいで? だから、気をつけてな。」



ジェルくんが困った顔をしてたのに、不安を感じた。


そして、裏路地を出ると、見た事ない世界だったのだ。



たくさんの同じような家があって、


走る……馬車じゃない物がある。


俺は、さとちゃんの服を引っ張った。



『あれ……何?』


さ「あれ? あれは、車って言ってな、それに乗ると楽に移動できるんよ、」


『凄!!』




この世界には、知らないものが沢山あるみたいです!

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作者名: | 作成日時:2020年11月2日 22時

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