12 ページ15
赤side
ドシン!!
『……った。』
こ「痛っ!!」
俺ところちゃんは、思いっきり尻もちをついた。
『あれ、さとみとジェルは?』
さ「お前ら、少しぐらいは気を付けろーw」
ジ「さとちゃんはベテランだからやでw」
上を見ると、2人はゆっくりと降りて来た。
あの二人は、魔法使うのベテランだからな……。
さ「やっぱりここかぁ……」
ジ「久々やな。」
周りを見渡すと、どこかの裏路地に来てた。
ってか、ここどこさ。。
こ「ここ………どこ?」
『変なところ来ちゃった……(´;ω;`)』
さ「変なところじゃないよw」
ジ「ここはな、"魔法の無い世界"なんやで。」
"魔法の無い"………?
『そんな世界あるの!?』
ジ「あるでww 」
こ「すげぇ……」
さ「確かな、なーくんとジェルと昔来たことあるんよ。」
『そーなの?』
ジ「あの時は、まだ6歳とかやったなー。母さんもおったし。」
母…………さん??
さ「おい、ジェル。言うなって言われてただろ!!!」
ジ「あ。」
2人は、青ざめた顔をしてた。
きっと、今の話は聞いては行けなかったのかもしれない…。
こ「って言うか、これからどーするの……」
さ「昔、俺らが住んでた家……あったよな?」
ジ「あったな。……ここの近くじゃね?」
ジェルくんは、裏路地の出口を見渡して、
戻って来た。
ジ「ここの1本先やわ!行こ!!」
さ「その前に、莉犬はフード被って、犬耳隠そーね。」
俺は、フードを被り、耳を隠した。
きっと、バレたら大変なのだろう。
ジェルは、ころんの手を。
さとちゃんは、俺の手を取って、歩き出した。
さ「あ。2人に言っとくな。ここでは、絶対に魔法を使うのは禁止!」
こ「えぇー。そしたら、能力使えないじゃん。」
『もし、魔法を使ったら……?』
ジ「なったら……まぁ、色々やばいで? だから、気をつけてな。」
ジェルくんが困った顔をしてたのに、不安を感じた。
そして、裏路地を出ると、見た事ない世界だったのだ。
たくさんの同じような家があって、
走る……馬車じゃない物がある。
俺は、さとちゃんの服を引っ張った。
『あれ……何?』
さ「あれ? あれは、車って言ってな、それに乗ると楽に移動できるんよ、」
『凄!!』
この世界には、知らないものが沢山あるみたいです!
29人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:。 | 作成日時:2020年11月2日 22時