今のお話 ページ6
今日はありがたい休日
息抜きに外出しようとしたけど生憎の雨で宿舎でのんびりに変更してのんびりしてると
突然扉が開いてジミナが飛び込んできた
貴『どうしたの?』
JM「…僕この時のミズキ知らない」
そう言って膝に寝転んで見せてくる動画は私が初めて劇場に立った時の映像だった
まぁそりゃ貴方も11歳かそこらなんだから知らなくて当然じゃないか?と思うけど言わずに微笑んでおいた
JM「…ミズキはさ、初めて立った時のどんな気持ちだったの?」
貴『んー、その時は人が少なかったからこの人達の記憶に残るように頑張ろうとか幼いながらに考えてたよ』
私が最初に立った舞台は
小さな劇場のステージ
当時知名度のなかった私たちは必死にファンの方の記憶に残るように頑張った
握手会もライブも必死になって数年
念願かなってテレビへ出演
今思えばあの時の苦労があっての今だなぁ
JM「そっか、
あー僕もこの当時のミズキに会いたい!」
膝で可愛い駄々こね出したジミナにどうしようかと思っていると突然止まった
JM「でも、もし年齢違うかったら今こうやって一緒に入れないからやっぱいいや」
貴『ふふっ、可愛いこと言うね』
そのうち人の膝の上で寝たジミナを改めてどうしようかなと考えてると次は珍しくあの人が降りてきた
SG「何してんだ?」
貴『ジミナ寝ちゃったんですよ、ヘルプ求めます』
SG「面倒いからヤダ」
…ですよね
と思ってると突然机に飲み物が
SG「起きるまで暇だろ、話し相手にはなるよ」
貴『オッパ…大好きです』
SG「知ってる
んでなんでコイツこんな爆睡してんの?」
軽やかにスルーされた告白は置いといて
ことの経緯を話すと
ユンギオッパは静かにコーヒーを飲み出した
SG「お前の人生変えたのは…」
貴『オッパ達ですよ、
いい方向に変えてくれたことずっとずっと感謝します』
SG「そうか」
とっても優しい笑顔に安心する
きっと、あのままあのグループにいても私は本当の私を出さずに終わっていた
オッパ達とその事で過去に何度もぶつかったけど私はこの道に来て悔いはしてない
だって今の方が楽しいから
その後ジミナが起きるまで雑談してると
ジンオッパがご飯作りに降りてきたりして
そのまま夜ご飯に
明日からまた忙しい日々が始まる
それは嬉しい事有難い事
私が、オッパ達が作り出してくれたこの人生
悔いのないように生き抜きますよ
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作者名:8美月8 | 作成日時:2021年1月23日 23時