異質な存在【BTS】 (ページ40)

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由来ページ40

今はもう

僕とミズキ以外は全員メンバーとしてSNSに出てる

そりゃ、メンバーは8人
7人男子1人女子の体制ってことも世間には知られてるけど

既に今の段階で批判が続出してる状態
今後の状況なんて小学生が見ても分かる

僕らには想像のつかない悲しい言葉が飛び交って傷つけられる

僕らはデビュー出来ることに喜んでたけどミズキは人知れず怖かったのかな

いや、怖いよね

ミズキの卒業映像見せてもらったけど
アレだけの人が辞めないでと言っていたのにやめてその1年後には新しいグループで出るなんて

考えただけで鳥肌が止まらない

でも、この恐怖をミズキは今までずっと背負って来たってことは立ち向かうって事だよね…

よし！

TH「大丈夫だよミズキ！僕も一緒に頑張るから！」

皆んなが固まってる中
近くにあるミズキの手を握ってぶんぶん振ると青い目をぱちぱちさせる
うん！綺麗だなぁ！

きっとペンのみんなもすぐ受け入れてくれるはず！

＊貴女

貴『テヒョンアどゆこと？』

TH「僕とミズキは一緒にお披露目するでしょ？
だから来る批判は2人で分けよう！

1人で背負わなくてもみーんなで分ければ負けないよ！

だって僕らは防弾少年団だもん！」

キラキラした笑顔で迷いなく言ってくれる言葉
その言葉に皆んなも頷いて抱きしめてくれる

JM「そうだよ、1人で頑張らないで
7人もいるんだよ？一緒に頑張ろう！」

JN「批判できないぐらい仲良いとこ見せていこう、8人なら負けないよ」

SG「批判も何もかも8人の物だ、1人で背負うな」

HS「前、もうメンバーで僕だけの問題じゃないって言ってくれたでしょ？その言葉ミズキにも送るよ」

JK「ヌナは負けません、だって僕たちがいるから！」

RM「何でも話せ、なんて大それたこと言わないけど出来る限りのことは話してほしいな…溜め込み過ぎるとツライでしょ」

TH「ね！皆んな仲間で味方だよ！」

…ッ
今まで何処を見てもライバルばかりで
仲良いメンバー以外正直信用なんてなかった
だってそこにはいつも見えない蹴落とし合いがあったから
私は年下だから少し除外されてたけど
アレを見てると気安く弱みを見せちゃダメで一々挫けられなかった
だから偽ってた
可愛い笑顔と作られた冷めた性格
別に嘘ってわけではないけど本当に思った事は言えなかった

でも、実際は仲間の蹴落とし合いなんて見たくなかった