異質な存在【BTS】 (ページ33)

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＊RM
PD「で、ミズキ。君は映画とドラマの撮影で今から3ヶ月は日本に戻ることになった」

貴『え？』

PD「実はね、」

この時のミズキのマジかぁ、という表情は失礼だけどめっちゃ面白かった

まぁ簡単に言えば元々出ていた作品の最終章にあたってドラマと映画の撮影を始めるから帰ってこいと言わらたらしい

代役は？とミズキは聞いたけど
人気キャラで今更変えるのはちょっととの事後は

PD「君を沢山の人に知ってもらっておいて欲しいからね…少しでも批判アンチ解消のためだよ」

貴『ッ知名度のためでしょ』

PD「まぁ、舞台挨拶に出るとなったらそれなりに話題にはなりそうだが
日本でも防弾少年団を広める為の下準備と思ってくれればいいよ」

貴『…大人のやり方ですね
分かりました、ちゃんとダンスの映像とか送って下さいよ』

PD「勿論、じゃあ2人とも戻っていいよ」

言われるまま外に出るとミズキが大きなため息をついた

貴『はぁ、事後報告が1番タチ悪いっつーの』

まぁ、拒否権ほとんどなかったもんね
学校の事までもう決まってたってことは多分随分前から話し合いは進んでたはず
これだからPDニムは恐ろしい

RM「練習の事とか決まり次第すぐ連絡するね、まぁあの子達がずっと連絡とってそうだけど」

貴『お願いします…ほんとこの大事な時期に抜けるのが申し訳なさ過ぎる』

RM「まぁまぁ、気にし過ぎないで」

…

時は経ってミズキはもう撮影の為に日本へ

元々よく引っ付いてたジョングガとテヒョンアジミナはずっと寂しそうで
ホビやユンギヒョンはふとした時に悲しそうな顔をしてジニヒョンも無理に明るくしてるけどどこか寂しそう

僕もふとした時にいないと気づいては寂しくなってしまう

あと、ミズキがいなくなって気づいたけど僕らは相当あの子に頼りきっていたみたいだ

生活面や練習面、精神面でも

練習終わり
前までならミズキが帰ったら何食べます？って聞いてくれるのがなくなって

自分たちで作るけど毎回味が変わらない

JK「ヌナのご飯食べたい…」

TH「ヒョンのご飯…味ごま油過ぎ、」

JN「そんなに言うなら自分で作りなよ～ごま油美味しいじゃん」

SG「いや、限度ってもんが…明日は俺が作ります」

HS「あ、手伝いますよ。…ジミナ大丈夫？」

JM「何度やっても上手くいかなくてっ、僕…もうっ、」

RM「ジミナ、」

いつも優しい笑顔のジミナが泣いてる…