異質な存在【BTS】 (ページ15)

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班ページ15

最後はやっぱりあの時の子で

「えっ、えっと、、僕はっ」

「はぁ、お前まだ治んないの？ミンさんこいつチョン・ジョングク97年生まれ
人見知りだか何だかで喋んのが遅いのなんの」

何であんたが言うんだよ、
てか、人見知りでもいいだろ
大丈夫かな、とグクくんを見ると顔を真っ赤にして下を向いてる

さっきの人や他の人は他の話で盛り上がり出してるし今話しかけてもいいか

貴『お名前は？』

JK「へっ、」

貴『貴方の口から聞いてないから』

出来る限り優しい表情で聴くと
目線をキョロキョロさせながら口をパクパクさせてるふふっ、可愛いなぁ

ただ、待っていると漸く

JK「チョン・ジョングク…です！…あの、その、ヌナって、よっ呼んでもいいですか？」

とまたまた小さな少しでも意識を違う方に変えれば聞こえないくらい小さな声で話してくれた

貴『そっか、グクくんって言うんだね
うん、いいよ。今日からよろしくねグクくん』

JK「！(こくこく」

可愛らしい笑顔で頷くグクくんを思いっきり抱きしめて撫でたい衝動に駆られるけどこの子はまだ私を警戒してる筈、余計な事して嫌われたくないから大人しくしておこう

癒しは大事ってこの半日で気づいたんだよ…

その後丁度話を切り終えた先輩方がフォーメーション等を考え出し
練習モードに切り替え

一通りやったけどやっぱりまだまだダメだと言う事で個人個人で練習することに

移動自体はあんな大所帯のところでやって来たからお手の物なんだけど
相変わらず踊りの癖が抜けきらず苦戦気味

てか、この後歌のレッスンもあるんだよねキツイな

＊班員

「なぁ、あの子ほんとに女だよな？」

「俺、信じたくないんだけど」

「現実だよ諦めろ」

「あー、俺部屋のやつとの賭けついて来れないに賭けてたのに、ジュース奢んなきゃ」

練習を個人個人に変えて
俺ともう1人はお互い指摘し合いながらやってるけど話題はやっぱりあの子

ミン・ミズキさん
年下だけどなんかちゃんは違和感すごいからさんにした

あの子は本当に凄い
男子でもリタイア続出だったこのハードな練習に辛そうだけど弱音も吐かずに着いてきてる

今も1人で壁と向き合ってひたすら踊ってる
ただ完成されたダンススタイルだからかほんの少し癖があって今はそれを只管直してるみたい…
ただ言わせて欲しい…

その癖もいい味出してると思いますよ！！！

てかそんな所まで治すなら俺どうなるんでしょうか(白目