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貴「ここか……」





他のヤツにバレたら終わりだ、という



ヤマトさんの注意を受けて、



テッツさんが「俺、めっちゃルードっぽいやつ持ってる!」


と、カーキ色のジャケットを借りた。




とりあえず中に入ろう。




無名街に1歩踏み入れると、




そこには見たことない光景が広がっていた。




走り回って食料を漁る子供たち。




ボロボロの毛布をかぶって睡眠をとる老人。




更に足を進めると、左右ばかり見ていたせいか、



誰かにぶつかってしまった。




貴「あっ…ごめんなさい、」




顔を上げると、そこには男の人がいた




私の会いたい人じゃない、違う人が。





?「お前は…どこの人間だ…?」





貴「私は…えっと…」





?「ここに何の用がある」





貴「私は…っ」





言いたいことが喉の奥につっかえて出てこない。





ここで タケシくんに会いに来ました、なんて言ったら




タケシくんはこの場所から追放されてしまうかもしれない




そんな時、奥の方から


「おい!!!」という声と共に走ってくる足音が聞こえた。





貴「……!!」





声だけで分かる、会いたかった人。






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ジェネファン - 面白いですね!更新待ってます* (2018年3月5日 0時) (レス) id: b41e986af5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - Twitterにそっくりのお話を書いてる方がいるのですが、盗作などではありませんよね?Twitterで書いている方は去年完結しています。 違いましたらすみません。 (2017年1月6日 16時) (レス) id: f047626afa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぴ の . | 作成日時:2016年12月26日 19時

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