【銀魂】【名探偵コナン】 ２つの世界へトリップ

衝撃の事実 ページ32

.
.
.
.
.


探偵バッチが手元にある。スマホじゃなくてもいつでもコナン君に連絡取れるから安心できる。

私、最初はあんなにめんどくさがってたのに


銀「なあ、お前最近どうだ？記憶の方は」


教員室で先生の手伝いでプリントをまとめていると先生が不意に聞いてきた


『全く戻らないですね。もう心配しなくていいですよー』


銀「記憶はなくなるわ２回も事件に巻き込まれるわで大変だな」


本当に大変だと思っているのかわからない言い方だが、心配しているのはわかる。
この人はそんな素振りを見せないだけで、結構生徒を見ているのだ

『銀ちゃんってだらだらしてるように見えて、強い人だししっかり周りを見てるんだねー』


銀「おい先生つけろ。いつの間になくなってんだ」


『あ、そうだ。クラスで気に入らない人って誰ですか？』


銀「は？気に入らない奴？まあ土方とかだな」


『あはは！こっちでもそうなんだー』


万事屋と真選組、特に銀ちゃんと土方さんってよく張り合ってたし喧嘩してたしな〜。
あのやりとりファンとしては大好きだったんだよね



銀「・・・こっち？こっちってどういう意味だよ」


『え？あ、いや独り言ですよ気にしないでください』


そう言いながらまだ残っているプリントに手を伸ばすとかすかに聞こえる言葉が耳に入る



銀「かぶき町、万事屋」





『・・・・え？？』


銀「その反応、やっぱりお前知ってるんだな。俺たちの事」


いつも覇気がない先生だけど、今だけは違う。赤い瞳を光らせて私の腕を力強く掴む


先生の言葉を理解するのに結構な時間を費やした


『待って、え？』




銀「お前も生まれ変わって来たのか。
俺、お前と関わったことってあったか？」


『いやいやいやいや！え？生まれ変わってるってなに？』

銀「え？お前江戸にすんでた頃俺らと関わったことあるから知ってんじゃなかったの？え？じゃあなんで俺のこと知ってんの？」


『待って！え？白夜叉時代の記憶ある？』

銀「まず俺の質問答えろよ！！！」


『嫌だよ！先生から説明してくださいよ！』




入学して１ヶ月ちょっと、衝撃の事実が発覚した

先生との秘密→←探偵バッチ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す