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やはり現実 ページ13

私の発言から、国語の授業が探偵の話で盛り上がってしまった。

でも、もしかしたらこれは漫画の話をしてるのかもしれない。

本当にこの前見たのはコナンくんだったのか。


『じゃあ、降谷零は?』


私の言葉に、全員がキョトンとする。
漫画の話をしているならば、古谷零、つまり安室透を知っているはずだ。


新「そんな名前の有名な探偵いたっけ?」

神「マニアックなところは知らんアル」


あああああ、やっぱり、みんな知らないんだ。

名探偵コナンの漫画の話をしてるわけじゃないンダ



くそおおお!この世界は現実か!








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沖「おい」

『へ?』




帰りのHR後、私は沖田に話しかけられた。

こんな幸せなこと、あってたまるか、と頰をつねったけど痛い



沖「・・何してんでィ」


『いや、沖田に話しかけられたの夢かなって思って』


沖「あっそ。

これよろしく」


渡されたのは、学級日誌

『あれ?今日の日直近藤さんじゃなかった?』


沖「委員会あって出せねぇからって渡されたんでィ。で、俺はめんどくさいからテメェに頼んでんだ」


なるほど、パシリか


喜んでそのパシリ、受けよう


いや、まって、これはチャンス


『ねえ、じゃあ出しに行ってあげるから道場覗いていい?』


沖「は?嫌だ」


『きーまり。じゃ、出して来まーす』



おい待て!と制止する声が聞こえたが無視。
私は、剣道部が見たいんだ。なんたって竹刀を振るう真選組が見たいからね


職員室に行って学級日誌を先生に出して道場へ急いだ。


入り口付近には数人の女子生徒の姿。
やっぱりモテモテなんだなー



間から除けば、今は素振りの練習をしているらしい。


土「総悟てめぇ寝ながらやんじゃねぇよ」


沖「うっセーな、死ね」


寝ながらやっててもカッコいい。

姿勢はいいし、髪の毛サラサラしてるし何をしても様になってるってずるいな



山「あれ、Aちゃん?」



『あ!山崎だ。いたんだ』

山「ひどい!」

道場から出て来たのは、胴着をつけた山崎。
気づいてたけど、こうやってからかうと可愛い反応するから好きなんだ

山「何してるの?もしかして見学?」


『ううん。沖田の姿を見たくてね』

山「あはは。そうなんだ。でも中入ればいいのに。Aちゃんなら転入生だし部活見学っていうことで入ってもいいと思うよ」



『ううん、大丈夫!別に入る気ないし、みんなに迷惑かけたくないしね!』

不思議な子→←有名な探偵さん



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愛美(プロフ) - カルピン☆☆さん» ありがとうございます!!更新頑張ります (2018年8月6日 14時) (レス) id: a19c0604ca (このIDを非表示/違反報告)
カルピン☆☆(プロフ) - この作品好きです!!更新楽しみにしてます! (2018年7月25日 14時) (レス) id: cd957b2a21 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:愛美 | 作成日時:2018年7月18日 22時

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