3年A組の、闇へようこそ 4幕

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諏訪｢それは違う！！！！｣




唯月が声を張り上げて、え？って見れば、泣きそうな顔で私の肩を掴んだ。




諏訪｢それは違うよ。ぶっきーは、Aのことを信用してた。してたから、Aがこの計画が終わったら一緒に自首するって、もう分かってたんだよ｣

水越｢そうだよ、先生優しいから、Aにそんなことして欲しくなかったんだよ｣

中尾｢最後まで計画を沖に知られてなければ、先生は沖を庇うことが出来る。｣

小宮山｢……先生は、Aを守ってくれたんだよ｣




もう、涙が止まらなくて仕方なかった。




諏訪｢優しすぎるよね。ぶっきーは｣

『っ、……うん、』

諏訪｢自分の身を犠牲にしてまでこんな事件起こすって、ほんっとに馬鹿｣

『うんっ、』

諏訪｢後悔させてやらなきゃね｣

『……ん？』

諏訪｢Aを切ったこと、後悔させてやろうよ。｣




ニヤリと笑って私を抱き締めた唯月にしがみついて頷く。




甲斐｢……おい、いつまで抱き合ってんだよ｣




なんて隼人が私と唯月を引き剥がすまであと数秒。

そんな私達を見て、先生が笑ってたのを、私は知りもしなかった。








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