一緒に暮らそう！

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あぁ、

なんてこと言ってしまったんだ…俺。











舞台の仕事が終わって
疲れが貯まってる俺に

「お疲れさま。

頑張ってたから
欲しいものがあったら言っていいよ。

ご褒美もたまにはいいでしょ」

とチーフマネージャーが言ってくれた。



余程疲れていたんだと思う。


珍しく机に臥せていた俺は
チーフマネージャーの

「シャインマスカットでもいいし、
豆大福でもいいし」

なんて言葉は耳に入っておらず、


ご褒美…


北山に会いたい…


まだ舞台でこちらに戻ってない北山に会いたくて


北山不足の俺。



きたやまぁ……


ご褒美なら、





「北山と同棲させて」






無意識で願いを呟いた俺。




あぁ、会いたい。




……あっ？！


ガバッと体を起こした。



やってしまった！！




周りの空気が凍ったことで、我に返った。


「じょっ…

冗談だって！」



俺と北山に接点なんてないと思ってるチーフマネージャーは固まってる。



チーフマネージャーと
担当マネージャーの高橋さんと
俺の3人だけの部屋。


ヤバい。


他の人が居なくて良かった。


良かったけど、これはマズいヤツだ。


.

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