HYBEでアルバイト始めました。Vol.2 (ページ9)

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セブチの第一印象① ページ9

「第一印象？」

SG「うん、僕の第一印象どんな感じだった？」

「ウザイなぁって感じですか？」

SG「うっ、、」

「初対面で馴れ馴れしいなーって」

SG「ううっ、」

「でも1番話しやすかったです」

SG「良かった！心折れなかった！！」

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SG「初めまして！僕、ブ・スングァンって言います！」

「……こちらこそ、よろしくお願いします。」

バイト初日、カウンターで材料の整理をしていた時に話しかけてきたその人はキラッキラの笑顔で私に向かって挨拶した。

SG「マスターから聞きました！今日からバイトで入ってくれる日本人の子がいるって！」

「は、はぁ、、」

SG「名前は、、Aちゃん？」

「広井Aです。」

SG『ひろいひなたちゃん！』

日本語で私の名前を呼んだ彼はニッコニッコしながら『かわい～！かわい～！』と連呼する。

SG「これからAって呼ぶね！僕のことも好きに呼んでくれて大丈夫！！これから仲良くしてね！」

「え、････え、いやあの」

「じゃあ！」と言って風のように去っていたスングァンさん。

これから仲良くしてねだなんて、よく初対面の人に言える。しかも一般人の女子に。仮にもアイドルだろうと、私は最初はあまり良い印象を抱かなかったのが本音。

でもいつからかそう呼ばれるのが当たり前になっていて、それに慣れている私も調子乗ってるんだろうなって。

それが彼の第一印象。