HYBEでアルバイト始めました。Vol.2 (ページ5)

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モーニングランチ① ページ5

「おはよーございまぁすふわぁぁ～ぁ」

ﾏｽﾀｰ「おはようAちゃん。ごめんねこんな早くに出勤してもらって」

「おはようございます、ますたぁー..」

6月8日水曜日、時刻は7時50分。

今日は振替休日で学校が休み。元々バイトも入れてなかったから、どこかに出掛けようかなって思っていたら昨日の夜にマスターから連絡が入った。

いつもパートで朝8時から出勤してくれているカンさんが怪我をして突然出勤が出来なくなったから代わりに出勤できないかという内容だった。

ﾏｽﾀｰ「わざわざ平日に来てもらって悪いね」

「いえいえお役に立てて良かったです。」

ﾏｽﾀｰ「ちゃんと代替手当付くから安心して大丈夫だよ」

「わ～い」

ﾏｽﾀｰ「やっぱりもう1人パートの人雇った方がいいかな」

「今回は私が奇跡的に休みだったので良かったですけど、また起こるかもしれませんからね。もう1人いても全然いいと思います」

なんて話をしてても中々見つからないのが現実。

なんせここはアイドル芸能事務所。
所属アーティストに危害が加わってからでは遅いから、たかがアルバイトでも気を抜かない。少しでも下心が見えたらアウト。
もちろん面接で見破られなかったからと言って油断は禁物。出勤してからも常に社員さんの目が光る。

少しの漏れもないように。

ﾏｽﾀｰ「Aちゃんみたいな子がいればいいんだけどね」

「あ～、あははは」

これはちょっと特殊タイプ。苦笑