HYBEでアルバイト始めました。Vol.2 (ページ11)

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セブチの第一印象③ ページ11

JS「今日も頑張ってるね^^」

「･･････」

JS「？どうしたの？」

「なんか出会った時もこうやって言ってくれたなぁって思いまして。」

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「えーっと、コーヒー豆とコーヒーフィルターと後は、」

業務時間終了間際、マスターに頼まれて私はHYBEの地下にある収納庫にやってきた。それはそれは大きくて上を見上げるのも首が痛む。

「あ、あったスティックシュガー。････高っ」

背伸びでギリギリ取れるか取れないかの所に置いてあるスティックシュガーの袋。お使いの内容はこれをゲットすれば終わりなんだけど、、

それが中々取れない。

辺りを見渡しても近くに脚立は無くて、誰か助けを呼ぼうにもこの広さだ。

『ん〜、どうしよう。あれさえ取れれば、、っんふん！ッ』

JS「これ？」

『っあ、、っえぇ？』

スっと私の後ろから腕が伸びてきて欲しかったスティックシュガーの袋を取った。

後ろを振り返れば私の真後ろに立ち首を傾げてニコニコしながら袋を持つイケメンがいた。

てか近いな。

「あ、･･っありがとうございます。」

JS「1袋でよかった？」

「えっと出来れば後3袋欲しいんですが、、」

JS「OK」

ひょいっと残り3袋取ると私が足元に置いていたカゴに入れ、そのまま手でカゴを持った。

JS「カフェまでだよね？僕も用があるから持ってくよ」

「え、でも」

JS「それに結構重いしさ。持たせて？」

ジェントルマンとはまさにこの事。
いくらなんでもイケメン過ぎない？

初対面でこんなただのアルバイトに優しいってやることイケメン過ぎない？

JS「スングァナが面白い子がカフェに居るって言ってたから僕も何度か足運んでみたんだけど、なかなか会えなくて。でも今日会えて良かった」

「え･･･」

JS「今日も頑張ってるね。お疲れ様^^」

いやもうイケメンって言葉しか出ないよね。

それが彼の第一印象。