勇次郎との恋愛

37話 ページ39

〜帰り道〜陽愛side

他愛もない話をしながら帰る

それが1番心地よい

家がもう見えてきた

陽「じゃ！勇次郎またね！」

分かれるのは寂しかった

すると

勇「陽愛の家行ってみたいな〜」

陽「え！家！？」

勇「だめ？」

その顔は反則！！

陽「いいよ！」

愛蔵に頼んで遅くしてもらおう

〜家〜

陽「ここだよ！」

勇「でかくない？」

陽「一応社長令嬢だし？」

勇「え！？なんの？」

陽「瀬良芸能事務所」

勇「は！？」

陽「なに？」

勇「俺の事務所……」

陽「そんなことってあるんだね！」

勇「だな」

陽「入ろっか」

ｶﾞﾁｬｯ

陽「ただいま〜って誰もいないけど」

勇「一人暮らし？」

陽「うん！そだよ〜」

勇「なのに男物あるくない？」

うわっ忘れてた！

陽「あ、怒らないで聞いてね？」

勇「うん」

陽「実はさ、翔と暮らすことなったんだよね」

勇「え……何もされてない？」

陽「うん！てか何もされないよ！」

勇「わかんないじゃん……」

ん？やきもち？

あー。そうだ、愛蔵にLINEしとかないと


愛蔵にLINEしたら了解ときた

勇「なんかする？」

陽「うーん。晩御飯作ろっか？」

勇「いいの？そんなことまで」

陽「いいの！今日はオムライスだよ〜」

勇「！ありがとう」

陽「ちょっと部屋着に着替えるね」

勇「うん」

〜家〜勇次郎side

翔と暮らしていると聞かされた。

正直ショックが大きい。

でも、言うと迷惑かけんだろうな



あ、戻ってきた

！可愛い……

勇「似合ってるよ。可愛い……」

陽「え！ありがとう……！えへへ」

そう言って笑う彼女はやっぱり可愛い

誰にも取られたくないそう強く思った

勇「手伝うよ作るの」

陽「いいのいいの！客人でしょ？」

勇「悪いよ……」

陽「あっじゃあお願い聞いて？」

勇「なに？」

陽「今日泊まってかない？」

たまにする爆弾発言

勇「え、いいの？」

陽「私がそうして欲しいな……なんて」

うん。やっぱり可愛い

そっとキスを落とす

それで真っ赤になる彼女もやっぱり可愛い

陽「ご飯つくろっか……！」

勇「そうだね」

〜お風呂上がり〜side陽愛

うちには乾燥機もあるから
勇次郎の制服は洗って乾燥機に。

服はお父さんが何故か残したヤツ

今はソファーに座ってくつろいでいる

勇「陽愛。なんかあったら言ってね？」

急に言われた

陽「うん？分かった」

陽「あ、翔帰ってくるかもだし部屋行こ！」

勇「う、うん」

翔が帰ってきたら厄介だ。

靴も靴箱に入れた。

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