勇次郎との恋愛

31話 ページ33

※お風呂はもう入りました

side勇次郎

陽「今日でここで寝ることも出来ないんだよね」

ひ「やね〜ちょっとさみしいかも」

南「またこよ？みんなで」

陽「そうだね！でも……学校にも行きたい」

ひ「え！？でも、中間試験だよ？」

陽「大丈夫！全部勘だから！」

愛「そう言えば陽愛って勘よく当たるよな」

陽「うん。記号とか余裕っしょ？」

勇「いや無理だろ」

陽「まぁ八割方勘だし〜実際の点数は分かんない」

赤「陽愛ちゃんは賢いイメージなのに？」

陽「やだな〜そのイメージ！」

赤「だって本当の事じゃん？」

陽「そうなのかな！ありがとう〜」

南「てか寝よ？眠い」

陽「今日は寝るんだw」

ひ「うち明日帰ってから部活だよ！？」

陽「あっそっか…ひよりんと赤原くん部活入ってるもんね」

※赤原くんはバスケ部です

陽「寝よっか」

愛「ちょっと寝る準備するわ」

ひ「うちも歯磨いてくる」

南「荷物整理する〜」

赤「ちょっとLINE返信しようかな」

勇「あ、マネージャーから電話だ」

勇「もしもし？……うん。は！？」

愛「どうしたんだ？」

勇「明日……新曲のMV撮るって……」

愛「はぁ！？何時から？」

勇「1時から……」

愛「学校に着くのが12時半だから……無理じゃね」

勇「休むなよ？」

愛「お前に言われたくねー。なぁ陽愛？」

陽「ƶƶz...」

勇「もう寝てんのかよ」

南「そうだね。疲れたでしょ陽愛。いろんなところ連れていかれたんだから」

ひ「ね！みんなに部屋来てって言われてね〜」

愛「大変だな。こいつの事だから断れなかったんだろ」

勇「ばかだから」

陽「……勇次郎〜」

ひ「起きてたの！？」

陽「……」

陽愛以外(((((寝言！？)))))

愛「夢の中でもいらないこと言ったんだろ」

勇「いやわかんないよ？ほら」





少し微笑みながら寝ている陽愛

南「寝よ〜」

ひ「おやすみ！」

愛「おーす」

赤「もう寝みぃ」

勇「おやすみ……陽愛も」

そういって頭を撫でる勇次郎

陽愛は少し笑った


陽「おやすみ勇次郎((ﾎﾞｿｯ…」

勇「なんだ起きてたの((ﾎﾞｿｯ…」

陽「勇次郎と手繋ぎたいなって((ﾎﾞｿｯ…」

どこまで俺を惚れさせるんだ陽愛は

勇「はい。」

陽「大きいね手。安心する」

勇「男だからね」

陽「うん。……おやすみ」

勇「おやすみ」

そう言っておでこにキスを落とす

もう電気は消えていて

彼女の表情を確認することは出来なかった。

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