勇次郎との恋愛

27話 ページ29

side勇次郎

何故か起こされた
涼海と南に。

遡ること5分

ひ『染谷くん！起きて！』

ん？なんかうるさい

南『陽愛が男子に囲まれてるよ！？』

え！？

ｶﾞﾊﾞｯ

勇『なんで？』

ひ『なんか王様ゲーム？みたいなのしてるの！』

勇『どういうこと……？』

南『いいから早く来なよ！大広間だからね！あと、髪直してから来なよ！』

ｶﾞﾁｬｯ

そう言って出て行った


どれくらいの時間が経っただろう


髪？
あぁ寝癖か

って横で愛蔵も寝てる。なんで横で……

そして今に至る

よし準備もできたし行くか……

大広間？だっけ。

〜大広間〜

なにやら騒がしい

？「好きだよ！陽愛！」

！？なんだ？ってか誰だよ

急いで見てみる

あいつなに壁ドンされてんだよ！

女子「あっ勇次郎くんの登場だよ！」

男子「これやばくね……ころされるぞ」

陽「あ！勇次郎〜」

勇「なにしてんの？」

陽「あっ告白ゲーム？ってやつ！」

勇「誰に告白された？」

陽「颯くんと結城くんと……くん！」

そこにはざっと13名の名前が挙がった

勇「はぁ……」

その13人を見て言う

勇「覚えておいてね？」ﾆｺｯ

全員「ｿﾞﾜｯ」

男子「なんか寒くね」

女子「いやぁ寒い……ね」

ひ「そ、染谷くんも瀬良ちゃんに告白したら？」

雰囲気を変えたのは意外にも涼海。

女子「そうだよ！陽愛ちゃん今まで何人に告白されてもときめかなかったんだよ！」

陽愛が？ちょっとのことで照れるやつなのに？

勇「ほんと？陽愛」

陽「うん。なんか普通に会話してる気分だったよ」

じゃあ俺なら……って期待していいのかな

女子「ほら！勇次郎くん前出て〜」

前に押される。

男子「それではどぞ！」

こいつらのノリにはついていけない……

勇「陽愛。大好きだよ。俺が絶対守り抜いてみせるから」

陽「/////」

陽愛はボンッと音がしそうな勢いで赤くなる

勇「ごめんごめん。やりすぎ？w」

ちょっとからかってみるのも面白い。

陽「……勇次郎」

俯いている陽愛。
もしかして怒ってる？

顔を見るため覗き込むと

ﾁｭｯ

勇「！？」

陽「ありがと！私も大好きだよ〜！泣」

女子「やっぱり勇次郎には叶わないね？」

男子「陽愛ちゃん〜」

こいつら……

勇「ｷﾞﾛｯ」

男子「ごめんってそめやん！」

そめやん？は？

陽「あはは！そめやん！最高〜！」

陽愛が言うなら…

その頃の愛蔵→zzz…

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