ブレーキ ページ11
__キヨ。
Aがとても苦しそうに息を吸う。
大丈夫だから、な?って一緒に息を吸って。
だんだん落ち着いてきたAの口から出た言葉に俺は目を疑ったし、とてもイラついた。
「……A、、ごめんな」
『きよくんは悪くないよ。大丈夫』
さっきまで自分がごめんって言ってたAなのに今はふんわり笑って大丈夫とか言って。
絶対、大丈夫じゃないでしょ
「大丈夫じゃねぇだろ?いつから続いてたの?それ」
『…結構前から』
なんで俺に言わないの?
言ってくれたらもっと早く対応したよ
なんて思うだけ。
それを言ったところでAが俺に迷惑かけないように言わなかったことは目に見えて分かるし。
「とりあえずさ、この事は動画作って公開するからね?Aが傷つくとこ見たくないから」
『そこまでしなくても…』
「そこまでするよ。Aの彼氏は行動だけは早いから」
Aが関わる行動だけね。
『っふふ、ありがとう』
191人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
なみの - ニヤニヤが止まりません・・最高過ぎます! (12月13日 14時) (レス) @page6 id: 20a9a81cbb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:黒瀬。 | 作成日時:2022年6月29日 15時