ダンス（白） (ページ14)

今日:8 hit、昨日:2 hit、合計:7,522 hit

浴衣ページ14

夏祭りの前日。

こーじからメールが来た。

向井「Aー！明日の夏祭りラウールと行くんやろ？浴衣着てくん？」

何で私たちが夏祭りに行くことをこーじは知ってるんだろう？

とりあえず、返信した。

私「浴衣なんて持ってないし、似合わないから着ない。」

送るとすぐに既読がついた。

向井「えぇー！もったいないよ！俺の家にオカンの浴衣があんねん。着てみたら？」

私「いいよ、大丈夫。」

向井「着たらラウ、絶対喜ぶから！」

私「そうかなぁ？」

向井「とりあえず、明日夏祭りに行く前に俺の家来い！強制やからな！」

あの人は何のためにそんなに私に浴衣を着せたいんだろう？

不思議だ。

しかも強制らしい。

仕方ないが明日の夏祭りの前、こーじの家に行くか。

そう決めるとラウからもメールが来た。

ラウール「明日、A先輩の家まで迎えに行きます！待っててください！ちなみに・・・明日浴衣ですか？」

なんとタイミングがいいのだろうか？

「そうだよ」とラウに送ると・・・

ラウール「マジですか！？！？めっちゃ楽しみです！じゃあ僕も浴衣着て行きますね！」

ラウも浴衣を着るらしい。

っていうか、みんなそんなに私の浴衣姿が見たいのだろうか？

ものすごく謎だ。

でもラウの浴衣姿を見れるとなると嬉しく思う自分がいた。

何なのだろうか？

この気持ちは。