いらっしゃいませこんにちは。【w.r.w.r.d.!】

今日も今日とて4 ページ4

いらっしゃいませこんにちは〜






七三メガネさんがお帰りになったあと、暫くしてから常連さんその3がかごを持ってやってきた。






「いらっしゃいませこんにちは〜」



「お願いします〜!」






元気よくレジに大量に食料品が入ったかごをどさりと置き、ニコリと笑う彼は、その小さい体躯に見合わない大食漢らしい。





あまいものからからいものまで多種多様な食品を素早くレジに通し合計金額を告げる。






「…あっ、すんません、万札しかあらへん…」





恐る恐る、といった感じで差し出された1万円札と、彼の申し訳無さそうな表情に何だかキュンときて思わず口元が緩む。






「レシートご利用になりますか？」




「あ、お願いします〜！」






お釣りとレシートを渡し、彼は男の人にしては小さな手でレジ袋を引っ掴み、歩き出した



途端にこちらに振り返って、






「いつもありがとうございます！」






と眩しい程の笑顔を向けた。






……何だあれ、天使かな？


この前違う方に同じ様な振り返り方で同じ様な言葉を言われた気がするが、断然天使度がちげぇ。

天使度ってなんだよ。




呆然としているわけにもいかないので、いつもどおりの挨拶を返し、ホクホク顔で業務に戻る。



彼は私の癒やしだな。






…………




［うちの(変人)常連さんリスト］


その3

小さな天使さん


・小さい(失礼)

・見た目によらず大食漢

・いつも笑顔

・癒し





………………



昨日1日色んなことがあった…


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作品を執筆し始めてから一日目なのにすげぇ伸びてビビりまくりですほんとありがとうございます。

これからもこの作品をよろしくお願いしますm(_ _)m


2018/07/05 ちりん

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