女なんてみんな同じ

7 ページ7

「明日から学校だよ！」








その日の夜、眠れなくてジミン君にカトクばかり送っていたら、








JM「そろそろ呼び捨てでもいいよ？」








そんなメールが来て嬉しかった。



友達といってもいいのかな？と嬉しくなった。








「じゃあ、ジミン！これからもよろしくね！」








出会った時は「なんだ、こいつ、、、」と思った。



めっちゃ毒吐くな、なんて思った。








でも、ジミンは優しかった。



さりげなく優しくて、



それを隠そうとしてるのが可愛かった。



いつのまにか、



私の大切になってたんだ。



人と知り合うのって案外簡単なものだ。








JM「おやすみ、明日学校でね。」



『おやすみ』








ジミンとのカトクを閉じて、



グクとのカトクを開いた。








「うわ、結構来てる。」








定期的にグクとはやりとりしてたから、



いきなり途絶えて心配したかな？








1番新しいやつは今日だった。



『明日学校だよな、一緒に登校しない？』



、、、、、、え？



少しの間、頭がパニックになった。








「うん！」








結局これだけを送るのに30分もかかってしまった。



だってグクと登校なんて３年ぶりくらいじゃない？



昔はいつも一緒に登校してたよね。






でも、グクが恥ずかしいっていうからやめたんだっけ？


そうだ。


グクとはずっと前から一緒にいるんだね。








JK「じゃあ、明日8時に。」








送ったばかりだというのにすぐ返信が来て、



おかしくなる。



すぐそこ、窓を挟んだ隣の部屋にグクはいて、



スマホを眺めてるのかな？








「私、可愛くなっからきっと驚くよ。」








そう打ってスマホの電源を切った。



真っ黒な画面が、私を映し出す。



グクは、



テヒョン君は、



驚いてくれるだろうか？







少しは、、、、



喜んでくれるだろうか？

8→←6

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す