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鈍く走る痛み。



頭を抑えてうずくまる私。



そして私を取り囲むようにして立っている女子達。








私が「やめて!」と声を上げる。



でも無残にもざっくりと髪は切られて。



静かに私は涙を流した。








「、、、、、っ。」








ふっと、目が覚めた。



暗い天井。



私の部屋だ。








時々あんな夢を見ることがある。



私がいじめられている夢。



怖くて、



苦しくて、



誰も助けてくれない。



あれは一体なんなのか。








「もう一度寝れそうにないや。」








頭が重い。



目を閉じてもすぐに開いてしまう。



こんな夜もよくある。








「あれ、電気がついてる。」








窓を開けて、



外の空気を吸おうとカーテンを開けると、



隣の部屋から少し明かりが漏れていた。








「グク、まだ起きてるんだ。」








時計を見ると午前の2時。



少し驚く。



ちょっと考えてから、



グクの部屋の窓をノックした。








カーテンがさっと開く。



警戒したようなグクの顔は私を見つけた途端、



驚いたような顔になった。








「グク、部屋行ってもいい?」



窓を開けてくれたグクにそうお願いする。



「いいよ。」



そう言われたから、窓から窓へ飛び移った。








グクの部屋は冷房が効いていて、少し寒かった。



机の上には教科書やノートが広げられていて、



今まで勉強をしていたことを表していた。








「グク、明日テストでもあるの?」



JK「うん。Aの学年はないの?」



「ないよ。にしてもグク頑張ってるんだね。」








そうだ、グク頭が良かったんだ。



それはたくさんの努力から来るものだったんだね。

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唯愛(プロフ) - ゆうき(作者)さん» ありがとうございます!良かったです!(*´∀`) これからも頑張ってください!うきうきして待ってます!www (2018年9月29日 14時) (レス) id: ed8735e017 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうき(作者) - アドバイス、ありがとうございます!そうですね、そうしてみようと思います。(楽してただけですから(о´∀`о)) (2018年9月29日 13時) (レス) id: 6ea6eca9ab (このIDを非表示/違反報告)
唯愛(プロフ) - こんにちは!お話読んでます!とっても面白いです!あのちょっと提案なんですが、お話の誰かが話している「」の前に例えばグクだったら JK「」とか グク「」という風に名前を表記したほうが読みやすいと思います!←偉そうにすいません。これからも頑張ってください! (2018年9月29日 9時) (レス) id: ed8735e017 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうき(作者) - はい、頑張ります! (2018年9月27日 13時) (レス) id: 6ea6eca9ab (このIDを非表示/違反報告)
みい - いえいえ、丁寧にありがとうございます!m(__)m あと、すごく面白いです、これからの展開が、すごく気になります(*'▽')頑張ってください!(^^)! (2018年9月27日 0時) (レス) id: 7b5dea59e2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆうき | 作成日時:2018年9月25日 23時

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