女なんてみんな同じ

3 ページ3

「お母さん、ちょっと出てくる！」



「どこに？」



「外！夕飯までには帰る！」



「あっ、待ちなさい！もう、どこに行くのよ。」







グクの部屋を飛び出して、



家で昔のウェアを引っ張り出した私は早速外に出てみた。







「うぅ、久しぶりのウェアはきついな。」







はじめの感想がそれなんて情けない。



このウェアだって昔はすんなり着れたのに。



そういえば私、なんで太ったんだっけ？







「そんなことどうでもいい！とりあえず痩せる！」







運動をしようとした途端にいろんなことばかり考えて。



邪念を振り払うように頭を振った。



やるぞ、A！



痩せて可愛くなって、



テヒョン君をギャフンと言わせてやる！







「とりあえず走るか。」







ゆっくりと走り出した私。



そういえば昔ランニングしてたような、、、、



やっぱり私なんで太ったんだろう？


確か小学生の頃は痩せてたと思う。


そういえば、、、、







「さっきから視線を、、、、。」







感じるな。



それもかなり近く、、、背後から。



え、ストーカー？



ってされる体型じゃないか、、、、



じゃあ誰？



思い切って振り向けば、







「えーっと、、、、テヒョン君の取り巻き？」



JM「え、ひどくない？」







テヒョン君の取り巻きみたいにいつも一緒にいる



名前は忘れた誰かさんがいました。







「とりあえず誰、ですか？」



JM「パク・ジミンです。」







あぁ、そんな人もいたような、、、、気がする。

4→←2

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す