女なんてみんな同じ

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「テヒョン君、実行委員頑張ろうね！」








なんでテヒョン君が手を挙げたのかは分からなかったけど、



とりあえず手紙を送った。



お返しはしてくれなかったけど、、、、








「じゃあ実行委員の人は今日の放課後第3教室に集合ね。」



「はーい！」



TH 「ん。」








委員長の言葉に頷く。



体育祭、



楽しみだな。



なんか青春って感じがする。



去年は隅でため息ついてただけだし。








「次は出る種目を決めます。順に前に書きにきてください。」



「はーい。」








委員長の言葉にクラスメイトがぞろぞろと動き出す。



私は何に出ようか。



なんでも楽しそう。








「ね、A。何出る？」



「んー、借り物競争かな？出たことないし！」



「いいんじゃない、あ、でもあれよく「好きな人」的なお題が出るからねー。」



「あ、マジ？」



「マジ、まぁそこが面白いんだけどね。」








なんて周りの女子と話をして、



人が少なくなった黒板に向かう。



借り物競争なんて人気者が出る種目だから、



出たことなんてなくて。



だからすごく楽しみ。








「じゃあ、これで決定です。皆さん頑張ってください！」








そんな委員長の言葉で授業は締めくくられた。



テヒョン君はリレーか。



きっとかっこいいだろうな。








「テヒョン、かっこいいとこ見せてね！」



TH「ん。」



「応援してるからね！」



TH「ん。」








そう思ってテヒョン君の方を見れば、



女子たちに囲まれていた。



さすが、人気者。



でも、








「またつまらなそうな顔、、、、、」








テヒョン君は笑った方がかっこいいのにな。



いつもそんな顔してるね、なんて思ったりするの。

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