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TH「友達?」



「うん、春休みも結構あってたし。」



TH「い、いつから?」



「テヒョン君に振られてから?」



TH「そうなんだ。」








明らかに動揺したテヒョン君は、



「振られた」という言葉に傷ついた顔をした。



その顔をするのは私の方だと思うんだけど、、、








「で、ジミンって何組?」



TH「1ーB」








テヒョン君がポツリと答える。



私達が1ーAだから、隣のクラスか。








「ジミンから聞いたんだけど、テヒョン君ジミンと仲良いんだね。いつから?」



TH「中学から。」



「そっか、いろいろ教えてくれてありがと。」








必要なことを聞き出し、私は前を向いた。



昼休みジミンに会いに言ってみようかな。








「起立、礼!」



「お願いします。」








そんなことを考えていたら、



一限目のHRが始まっていた。








「じゃあ、体育祭の実行委員決めまーす!」








委員長がそう言うけど、



「やりたい人いる?」



「めんどーだしね、誰かやってくれないかなー。」



「お前やれよ。」



「嫌だって!」



クラスはそんなざわめきでいっぱいになる。








たしかに実行委員なんてめんどくさいし、



決めるの毎回苦労するよね。








「私やります!」








だから私は率先して手を挙げた。



前とは違うのだと思わせるために。








それに実行委員やってみたかったし。



手をあげる勇気がなかっただけ。








「え、Aやるの?」



「ありがとー、頑張ってね!」








女子たちにはそう応援される。







「Aがやるんだったら、俺やろうかなー。」



「じゃあ、俺もやるし!」








と男子は話し合ってる。



残る枠はあと一人。



誰と一緒になるかな?








TH「じゃあ、俺やる。」








ざわめきの中、



ずっと手を挙げたのは、








「テヒョン君!」







私の前の席の人で。



ちょっと嬉しいかもなんて、



思ってしまった。

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唯愛(プロフ) - ゆうき(作者)さん» ありがとうございます!良かったです!(*´∀`) これからも頑張ってください!うきうきして待ってます!www (2018年9月29日 14時) (レス) id: ed8735e017 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうき(作者) - アドバイス、ありがとうございます!そうですね、そうしてみようと思います。(楽してただけですから(о´∀`о)) (2018年9月29日 13時) (レス) id: 6ea6eca9ab (このIDを非表示/違反報告)
唯愛(プロフ) - こんにちは!お話読んでます!とっても面白いです!あのちょっと提案なんですが、お話の誰かが話している「」の前に例えばグクだったら JK「」とか グク「」という風に名前を表記したほうが読みやすいと思います!←偉そうにすいません。これからも頑張ってください! (2018年9月29日 9時) (レス) id: ed8735e017 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうき(作者) - はい、頑張ります! (2018年9月27日 13時) (レス) id: 6ea6eca9ab (このIDを非表示/違反報告)
みい - いえいえ、丁寧にありがとうございます!m(__)m あと、すごく面白いです、これからの展開が、すごく気になります(*'▽')頑張ってください!(^^)! (2018年9月27日 0時) (レス) id: 7b5dea59e2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆうき | 作成日時:2018年9月25日 23時

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