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息遣いと地面を踏む音だけが響く。汗を手で拭うが相手はお構いなく掛かってくる
ak「 おりゃ！！ 」
正直、昨日の鬼ごっこでかなり身体に負担がかかっている。睡眠時間も削られているので手足の震えが止まらない
『 っ…！！！ 』
間一髪で避けた。だが、足がふらついててこちら側が大分不利だろう。そう思っているとアキが両手を上げてこう言う
ak「 降参 」
『 、、、は、？ 』
耳を疑った。まだ序盤の方じゃないか
ak「 お前、本調子じゃないだろ 」
『 …でも 』
ak「 明日、幹部様と戦うんだろ？お前が出なくてどうすんだよ。なあ、 」
『 ありがとう。仇打つから 』
ak「 ふは、俺共犯者だから仇もクソも無いだろ 」
『 ん〜、鬱様あたりに捕まったんじゃないの？ 』
そう言うとアキは驚いた顔をする。どうやら図星だったようだ。何故、鬱様を挙げたのかというと少し噂にはあるがガバりやすいらしい
2人で話していると草むらから音がした。アキもそれには気付いたようでナイフを構える
勢いよく投げられたナイフを双剣で弾くと何人かの兵士が出てきた。恐らく観光客だろう
『 アキは幹部様に報告して 』
ak「 おい、それじゃあお前どうすんだよ 」
『 幹部様が来るまで此処で食い止めるしかないじゃん 』
ak「 は？本調子じゃないんだろ？ 」
『 アキ 』
私が真剣に伝えると折れてくれたのか凄い速度で走り出す。気配が遠くなったのを確認してから相手と向き合った
「 ふん、一般兵士か？しかも女だしよぉ 」
「 隊長に知らせるか？ 」
「 いや、いい。コイツを此処で気絶させればいい 」
そう言うと斬りかかってくる。相手は2人、だが強さからして幹部ほどではないがそこら辺のレベルだ
それに今は体調不良なので此方としても分が悪い。遠距離武器は持っていないので少し逃げる
「 ふはは！コイツ逃げてるぞwww 」
「 やっぱ女は無力だなww 」
これは挑発だ。相手の考えに乗っては行けない。
私は男達を睨むとそれにイラついたのか突っ込んでくる
足を引っ掛けられ、目の前で剣を振られる。思わず目を瞑った
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なななな。(プロフ) - ケイ・ニコラスさん» すみません、誤字ですね。指摘ありがとうございます (2022年11月17日 14時) (
レス) @page4 id: 63fbad88e5 (このIDを非表示/違反報告)
ケイ・ニコラス(プロフ) - 01.の解釈じゃなくて、会釈じゃないんですか？ (2022年10月14日 12時) (レス) @page1 id: c3f15b312b (このIDを非表示/違反報告)
みずき - 初コメ失礼！ななななさん、貴方はきっと辛いと思います、だってうちも一緒ですもん笑なんで一つだけ言いたい、話してくれてありがとうございます、頼ってくれてありがとうございます、何より！私には貴方が必要です。いつも応援してます！これからも頑張ってください！ (2022年9月24日 22時) (レス) @page32 id: 129e1b5429 (このIDを非表示/違反報告)
悩み相談所極夜(プロフ) - (続き)貴方が与える影響は思っているよりもすごいものなんです。貴方に出会ったことで大手企業の社長になる人もいるかもしれません。そして、これだけは絶対に忘れないでください。貴方自身が必要としているんです｡長文失礼しました｡(勝手に変な事書いてごめんなさい) (2022年9月24日 21時) (レス) id: 0f0e6b564c (このIDを非表示/違反報告)
悩み相談所極夜(プロフ) - 初コメ失礼します。大丈夫です。僕達読者が貴方を必要としています。少なくとも僕は必要としています。だって、貴方がいなかったらこんな面白くて良い作品は生まれなかったんですから!それに、これから生きていく上で関わっていく人も貴方を必要としています。(続く) (2022年9月24日 21時) (レス) @page31 id: 0f0e6b564c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なななな。 | 作成日時：2022年8月15日 12時
