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約束の前日、久しぶりにパックなんかしちゃって夜中まで玲奈と明日の打ち合わせをした。
玲「康二くんに明日告白しちゃおうと思うんだ」
緊張で眠れないという玲奈が電話を切る前にそんな相談をしてくれて、結局もっともっと長引いた電話。
康二が断るはずがないが、私も何故か緊張している。
てか、康二から言いなさいよ…
そう思いつつも康二は玲奈が違う人を好きだと思い込んでるから言わないだろうな、と苦笑い。
白のタートルネックのニットワンピに、黒のスキニーを合わせてポニーテールはゆるく毛先を巻いた。
昨日の夜入念に玲奈と打ち合わせをした
動きにくい服はやめる
靴擦れを気にせずに楽しむためにスニーカーを履く
かわいいと思ってもらえるように頑張る
約束をちゃんと守れていて、いい感じなんじゃないか、と鏡の前で再チェック。
鏡の前で1回転して「よし…」と気合を入れた所でチャイムが鳴った。
「おはよ、準備できてる？」
翔太と待ち合わせ場所まで向かうことになった私は、久しぶりの翔太との二人きりに緊張しかなかった。
当たり前だった学校への登校や下校だって今は別々。
それどころか話もしていなかったのに。
会話に困りつつ沈黙に耐えていた。
「あのさ、今日は一回何も考えずに楽しまない？」
半歩後ろから俯いて歩く私の方を向いて、ただ遊園地が楽しみで仕方ない、そんな顔をした翔太がいて少し安心する。
それと共に昔の関係性を思い出して自然と笑顔になれた。
『うん！でも私絶叫無理なんだよね〜、』
「相変わらずお子様だな〜」
『は？翔太だっていざ乗ると怖い怖い〜って騒ぐくせに』
翔太の真似をしてふざけてみれば頭を後ろからコツンと叩かれて「それ俺の真似？？似てねぇし！」と怒られた。
『じゃあお化け屋敷行こうね！翔太くーん！』
「やだ！むり！お前は馬鹿か？」と本気で拒否されて思わず笑う。
『あはっはははっ…おっかしい』
「そういうAだってお化け屋敷無理じゃん」
翔太に痛いところを疲れてギクッと固まる。
「あ、図星だ。馬鹿だなほんと、はははっ」
固まったまま立ち止まっていると「置いてくぞ〜」と翔太が少し先に行ってしまって小走りで追いかける。
なんだ、普通に会話できてじゃん。
それが凄く嬉しかったんだ
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名無しちゃん(プロフ) - だくん。さん» ありがとうございます(><)頑張ります！！ (2020年1月23日 17時) (
レス) id: 1576c4c9b9 (このIDを非表示/違反報告)
だくん。(プロフ) - 作者様の考え方やお話大好きです。更新頑張ってください！ (2020年1月22日 23時) (レス) id: 169a6b186d (このIDを非表示/違反報告)
名無しちゃん(プロフ) - ぴ。さん» 私なんかの作品で泣いて頂けるなんて(><)有難うございます、更新頑張ります(_ _*)) (2020年1月11日 1時) (レス) id: 1576c4c9b9 (このIDを非表示/違反報告)
ぴ。(プロフ) - 思わず涙してしまいました、、、更新待ってます(><) (2020年1月11日 0時) (レス) id: 29f94e2bfb (このIDを非表示/違反報告)
名無しちゃん(プロフ) - あめりさん» 有難うございます(><)まだまだ未熟ですが、更新頑張ります！ (2020年1月7日 0時) (レス) id: 1576c4c9b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名無しちゃん | 作成日時：2020年1月4日 1時
