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ショック、悲しい、見たくなかった
いろんな感情が渦巻いて思考が停止する。
迷惑を掛けているのに涙を止められない自分の不甲斐なさに腹が立つ。
『もう、大丈夫。ごめんね。』
しばらくしてようやく涙が止まった私は樹くんからそっと離れた。
樹くんの顔をちらりと覗けば、涙でぐちゃぐちゃになった私の顔を見てぶはっと吹き出して笑われた。
『なっ、そんな笑わなくても…』
樹「ごめんごめん、ははっ」
ごめんと言いつつもははっと笑う樹くんのブレザーに自分の涙が染み込んでいることに気がついて、慌ててハンカチを取り出した。
『ごめん樹くん！！これ…』
急いで樹くんの胸の辺りをハンカチでトントンと優しく叩く。
すると頭上から「ちょっ…！」と戸惑った声が聞こえて手の動きを阻止された。
そのまましゃがんで頭を抱えこんだ樹くんは「天然って怖い…」と呟いた。
『天然？なんのこと？』
樹「そういう無自覚なとこだよ…」
「もういいから帰ろ」と当たり前のように送ろうとしてくれるから流石に申し訳なくて断る
『いや、いいよ樹くん！一人で帰れる！』
樹「いーの！俺んち丁度Aちゃんとこ超えた先だから！」
「さ！帰るべ〜」といつもの明るさで接してくれる樹くんにかなり救われた。
このまま樹くんのことを好きになるのがきっと1番幸せなんだ。
さっき帰るときは手をぎゅっと繋がれたのに
今私の手を繋がないのは樹くんの優しさ？
樹くんの背中を半歩後ろから眺めて
向き合う努力をしようと決めた日。
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名無しちゃん(プロフ) - だくん。さん» ありがとうございます(><)頑張ります！！ (2020年1月23日 17時) (
レス) id: 1576c4c9b9 (このIDを非表示/違反報告)
だくん。(プロフ) - 作者様の考え方やお話大好きです。更新頑張ってください！ (2020年1月22日 23時) (レス) id: 169a6b186d (このIDを非表示/違反報告)
名無しちゃん(プロフ) - ぴ。さん» 私なんかの作品で泣いて頂けるなんて(><)有難うございます、更新頑張ります(_ _*)) (2020年1月11日 1時) (レス) id: 1576c4c9b9 (このIDを非表示/違反報告)
ぴ。(プロフ) - 思わず涙してしまいました、、、更新待ってます(><) (2020年1月11日 0時) (レス) id: 29f94e2bfb (このIDを非表示/違反報告)
名無しちゃん(プロフ) - あめりさん» 有難うございます(><)まだまだ未熟ですが、更新頑張ります！ (2020年1月7日 0時) (レス) id: 1576c4c9b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名無しちゃん | 作成日時：2020年1月4日 1時
