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翔太との時間が無くなった。
その変わりに樹くんと仲良くなった私。
翔太に彼女ができてから、樹くんはやたらと私に絡みに来るようになった。
話すのは楽しいし優しいし、嫌なわけでもないから普通に仲良くしていたら、思いの外波長が合うというか…
とにかく一緒にいてすごく気が楽なんだ。
日直の私が日誌を書く横で樹くんはスマホを触っている。
『樹くん？終わったよ。』
樹「お、おつかれ〜」
スマホを閉じた樹くんにわしゃわしゃと頭を撫でられる。
二カッと笑う樹くんの笑顔に少し救われていたりするんだ。
『だから、それしたら髪崩れるじゃんか〜。』
ナチュラルに頭を撫でたりするから、それは少し恥ずかしくて。
髪崩れるからやめて！が決まり文句
樹「いいじゃん、今日はもう俺以外誰も会わないんだし？」
翔太並に、いや翔太よりもモテる樹くんはナチュラルにかっこいいことをする天才。
樹くんのペースに持っていかれまくりだ。
『でも、樹くんに会ってるじゃん。』
樹「お？それは俺の前でも可愛くいたいって思ってくれてるってこと？」
なんてニヤッと笑って言うから『ばか、ちがう！』と頭をコツンと叩いてみた。
ほんと樹くんといると調子狂う…
樹「へ〜、ほんとに照れるとばかって言うんだな。」
『え？なんの話？』
小さい声でボソッと言った樹くんの言葉が聞こえなくて聞き返す。
「いや、なんでもねぇよ〜」と誤魔化されて、まぁいっかと聞き流した。
樹「なあ、Aちゃんまだしょっぴーのこと好き？」
友達にしか翔太のことが好きだと伝えていなかったのに、樹くんにはバレていたようだ。
思わず固まって樹くんを見る。
『え…好きって、え、』
はは！と笑ったかと思えば「逆に気づかないわけないじゃん」と。
そんなにわかりやすいのか、と落胆する。
樹「そーかー。まだ好きか〜」
頑張って忘れようとはしてるんだ、と伝えれば机に突っ伏す樹くん。
顔だけこっちを向けて下から見つめられる。
樹「そろそろ俺のこと好きになんない？」
『…っ』
この状況でそんなこと言われて気にしない人なんているのだろうか。
彼の顔も私の顔も赤いのは、きっと夕日のせい。
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名無しちゃん(プロフ) - だくん。さん» ありがとうございます(><)頑張ります！！ (2020年1月23日 17時) (
レス) id: 1576c4c9b9 (このIDを非表示/違反報告)
だくん。(プロフ) - 作者様の考え方やお話大好きです。更新頑張ってください！ (2020年1月22日 23時) (レス) id: 169a6b186d (このIDを非表示/違反報告)
名無しちゃん(プロフ) - ぴ。さん» 私なんかの作品で泣いて頂けるなんて(><)有難うございます、更新頑張ります(_ _*)) (2020年1月11日 1時) (レス) id: 1576c4c9b9 (このIDを非表示/違反報告)
ぴ。(プロフ) - 思わず涙してしまいました、、、更新待ってます(><) (2020年1月11日 0時) (レス) id: 29f94e2bfb (このIDを非表示/違反報告)
名無しちゃん(プロフ) - あめりさん» 有難うございます(><)まだまだ未熟ですが、更新頑張ります！ (2020年1月7日 0時) (レス) id: 1576c4c9b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名無しちゃん | 作成日時：2020年1月4日 1時
