WESTの姫〜21〜

Ｎｏ．１０４３ ページ43

小瀧side


!?


案の定キスシーンはあるんやけど･･･え？まじ？


Aの方からしてくれるやつやん･･･

それにその流れで･･･ベッドシーンあるやんけ！


それは聞いてないって！

待て待て･･･ベッドシーンここだけやんな？


もうほぼ読まずに先に進むと


ここも･･･ここにも･･･ここもか！


ベッドシーンが多い･･･


え？俺どうする？色々な意味で耐えられへん！

確かにマネは恋愛映画としか言うてなかったけど･･･

恋愛映画=キスシーンは俺が子供すぎた･･･そうやんな？俺らももうそんな歳やもんな･･･


ｶﾞﾁｬ


貴｢ただいまぁ〜誰かおるん〜？｣


玄関から声が聞こえる


Aやん!?

え？俺どんな顔して会ったらええの!?


ｶﾞﾁｬ


貴｢ただいまぁ･･･ってのんちゃん居るんやったらなんか言うてや笑｣

小｢お、おかえり｣

貴｢鍵開いてんのに反応無いからビビったやん笑｣

小｢ご、ごめん｣

貴｢？･･･なにぃ？どした？なんかあった？｣


ﾝｸﾞｯ･･･

いつもの下から見上げてくるAのはずやのにｯ

100倍可愛く感じる！


ｷﾞｭ


貴｢？･･･どしたぁ？｣ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

小｢映画･･･聞いた？｣

貴｢そうそう！聞いた！ダブル主演やね！｣

小｢漫画読んだ？｣

貴｢まだ読んでへんよ？え？何？そんなにショックな内容なん？｣

小｢いや･･･ショックっていうか･･･なんか色々ヤバいかも｣

貴｢難しいん？｣

小｢俺には超難関映画かもしれん｣

貴｢そんなに!?読みたい！｣


俺の携帯を渡すとAはソファで三角座りをして読み始めた

しばらくすると･･･


貴｢･･･///｣

小｢やろ？｣

貴｢どうしたらいいん？///｣

小｢俺もこんなん初めてやもん｣

貴｢･･･でものんやから大丈夫｣ｷﾞｭ

小｢え？｣

貴｢のんと一緒やから頑張る｣

小｢そうやね？頑張ろな？｣ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

貴｢んふ(￣▽￣)｣

小｢？｣

貴｢クールビューティな役嬉しぃ〜‪(*´꒳`*)‬｣


呑気か笑


小｢俺こういう役初めてや〜｣

貴｢ん〜のんちゃん優しさ出てるもんなぁ？怖くないもん笑｣

小｢そぉ？俺やって本気になったら怖いかもしらんで？｣

貴｢えぇ？のんちゃんでっかいワンちゃんみたいやもん笑｣

小｢ディスってる？笑｣

貴｢可愛いってことやから褒めてる！｣

小｢嬉しないし〜｣

貴｢でもねぇ真剣になにかやってる時とかはカッコええなって思う｣

小｢ｯ･･･A！｣ｷﾞｭ

貴｢そゆとこやで？笑｣

小｢んふ笑｣


よっしゃ映画頑張ります！

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