WESTの姫〜21〜

Ｎｏ．１０３３ ページ33

神山side


夕方前には帰ってこれて門を通ろうとしたら


中｢おっ！神ちゃん今帰り？｣

神｢今帰ってきたとこ〜淳太も〜？｣

中｢そ〜おつかれ〜｣

神｢おつかれっす〜｣


ｶﾞﾁｬ


神中｢ただいま〜｣


淳太と一緒に家に帰ると静まり返ってる

薄暗くなってるのに電気もついてへんし･･･

どうしたんやろ･･･


ｶﾞﾁｬ


リビングに入ると


重小藤貴｢･･･zzz｣


中｢どういう状況やねん笑｣


寝てるシゲに抱っこされて一緒に寝てるAとその両サイドから引っ付いて寝てるのんちゃんと流星


貴｢ん･･･重いぃ･･･｣

神｢A？ただいま笑｣ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

貴｢んん･･･神ちゃｯ重い｣

神｢んふ笑おいで？｣


3人に半分潰されてるAを助けると


貴｢神ちゃ淳太･･･おかえり｣ｷﾞｭ

神中｢ただいま笑｣

中｢ずっと寝てたん？｣

貴｢うん｣


寝てる3人は放っておいてAを淳太に託す

あの3人のことやから夜ご飯の買い出しとか行ってないんやろなぁ笑

冷蔵庫を開けると作っておいた昼ごはんが無くなっただけで特に変わってない


神｢淳太〜俺夜ご飯の買い出し行ってくるからA任せてもええ？｣

中｢1人で大丈夫？｣

貴｢神ちゃ！私も行く！｣


あなたが来ると俺1人やと無理なんやけど笑


中｢あっなら散歩がてら一緒に行こうや｣

神｢そうしよか？｣

中｢どうせ外とか出てないやろ？｣

貴｢うん笑｣


シゲにLINEでA連れて買い出し行ってくるとだけ送って3人で家を出る


中｢ちゃんと手繋いでや？急に走り出したらアカンで？あとなにか聞かれたら神ちゃんの姪っ子！ええか？｣

貴｢はいはーい｣


この子はホンマに分かってるんやろか笑

俺と淳太で真ん中にAを挟んで手を繋ぐ


貴｢なんかちっちゃくなった気分やわぁ｣

神｢いやちっちゃくなってんのよ笑｣

貴｢そっかぁ笑神ちゃんも大きく感じる〜｣

神｢俺はいつでもAよりデカいやろ？｣

貴｢えぇ？(*´艸`*)ｳｼｼ｣


なぜかルンルンなAの歩幅に合わせて歩くとスーパーに着くまでいつもの倍くらい時間がかかった

スーパーでは淳太にAを任せて安くなってるお肉やら野菜やらをカゴに入れてく


ん？

なんやこれ･･･こんなん入れたっけ？

カゴに入れた覚えのないお菓子


ﾋﾟｮｺ

ﾄｻ


また入ってきた笑


神｢こら待てい笑｣

中｢見つかったで！笑｣

貴｢淳太がやれって！｣

中｢言うてへんわ！｣

神｢でもどうせ一つだけならとか許してもうたんやろ？｣

中｢ﾝｸﾞｯ･･･｣

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