対峙�� : said chihiro ページ24
どうやら駅とは逆方向に走ってた事を
ラブホ街を抜けて暫くしてから気付いた
私の後ろで"待って"とか"ストップ"とか
その声が耳に届いたのも
やっと立ち止まり振り返ると、その人はすごく苦しそうに体全体で息をしてた
「………スミマセン」
「ハァハァハァハァ…あ…あなた……ハァハァ…だれ…な…ハァハァハァ…」
「ごめんなさい……」
こんなに苦しそうな姿を見せられたらなんだか申し訳なくなっちゃう……
「ハァハァ…思い……出した…ハァハァ…ユノくんの……」
……この人も覚えてたんだ…私のこと
あの時ユノに聞いたのかな
私がユノと付き合ってたこと
「ハァァァァァァァ…オバサンをこんなに走らせるなんて(笑)
ちょっと休憩に付き合ってよ。どうせあなたもこのまま帰る気はないんでしょ？」
よろしくない場面を私に目撃されたくせに
どうしてこの人はこんなに平然としてるの？
なんかビミョーに上から目線だし
……って思ってるくせに何も言えず
誘われるがまま目にとまったコーヒーショップにノコノコついて行って、向かい合っちゃってるし
確かにね、聞きたい事とか言いたい事があるんだけど…
「本当に可愛いね」
「…はい？」
「ユノくんがいつもあなたの事を"可愛い可愛い"って鼻の下伸ばしてたの(笑)
どんだけだよっ！って思ってたけど、本当に可愛い(^^)」
なんだろ？
そんな事を言われて私はどういう顔をしたらいいの？
「……とりあえず謝った方が良いのかな？」
「は？」
とりあえず謝るってなに？
「それって…一緒にいたオジサンに無理矢理とか、弱味を握られてて仕方なくとかじゃなくて…
自分からあのオジサンとそういう事をしようとして、あんなラブホ街にいたって事ですか？」
「そうだとしたら？」
ホントに？
なんで？
この人、ユノと付き合ってるんだよね？
ユノのこと好きなんだよね？
「ユ…ユノは…」
「もちろんユノくんの事は大好き。じゃなきゃ付き合わないし」
「じゃぁ何で…」
「私には必要な事だから」
え？
なにが？
「言っとくけどあのオジサンの事はこれっぽっちも好きじゃないよ？
好きなのはユノくんだけ(^^)」
何で好きでもないオジサンとそんな事しようとするの？
この人にとって何がどういう風に必要かなんて知らないけど
この人は必要だからって好きでもない人としちゃう人なの？
対峙�� : said chihiro→←連れ去る : said chihiro
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純蓮(プロフ) - 沙羅さん» フッフッフッ…さぁて、どんなお仕置きをしてあげようか…Ψ(｀∀´)Ψ (2020年4月12日 8時) (
レス) id: b9f58593a7 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - 痛い、痛いお尻ペンぺんの始まりですね。後悔先に立たずの如く猛省していただき（私はユノペンです）、元凶の根源には異例の出世どころか史上最速の転落をしていただきましょう。PSちぃ坊可愛い (2020年4月12日 8時) (レス) id: e4567639fe (このIDを非表示/違反報告)
純蓮(プロフ) - ももさん» 少しずつカウントダウンが…((( ；ﾟДﾟ))) (2020年4月11日 22時) (レス) id: b9f58593a7 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - 怖い女ですね…瞳子に天罰をヽ(♯｀Д´)ﾉｺﾘｬｰｯ (2020年4月11日 22時) (レス) id: 8a796ccb66 (このIDを非表示/違反報告)
純蓮(プロフ) - 沙羅さん» たまに千尋ちゃんをいじめちゃうキュヒョンですが、実はちゃんと見てくれるイイ男なのです！ (2020年4月11日 18時) (レス) id: b9f58593a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：純蓮
| 作成日時：2020年1月12日 17時
