一瞬すぎて : said chihiro ページ13
やっぱりウチに着くまで手は繋がれたままで
どうしてもそこに意識がいくし
ってゆーか、
だんだん考えるのが嫌になってきた
何でこんなドキドキ緊張しなきゃいけないんだろ
なんか自分の恋愛の偏差値の低さやスキルの無さに
「……ムカつくなー……」
「はあ？ムカつくってなに？送ってもらってるクセに何様？」
やばっ
心の声が漏れた！
「違う！違うよっ！(汗)」
「久々に口開いたと思ったら！」
「違うの！自分にムカついたの！」
キュヒョンにムカつくとか無いし！
「何で？自分の何にムカついたの？」
「そ、それはー…なんて言うかー…自分が思ってた以上に、自分が…子ども？だな？…とか？」
私の年齢で、友だちに告白されてここまでテンパる人っていないんじゃない？
こんな気持ち、みんなはきっと学生時代にとっくに経験してるんだと思う
「気付くのおっそ(笑)」
キュヒョンは笑うけど私なりに結構ショック
「どうせアレだろ？まだサンタさんとか信じてんだろ？(笑)」
「バカにしてる！それに例え信じてても夢があっていいじゃんか！」
「そうでしゅね〜、サンタさんはいましゅね〜(笑)」
あーやだやだ
こんな大人になりたくなーい
「そんなチビスケちゃんにギュサンタがプレゼントをあげようね〜♪」
「え？」
キュヒョンがポケットから小さい紙袋を出した
「開けてみて」
渡されたその紙袋を開けると
「あ！これ！」
「やっぱ分かるんだ？すげーな(^^)」
それは私の憧れ、フェラーリのエアバルブキャップ
要はタイヤのパーツで凄く小さいのにちゃんと跳ね馬がデザインされてて可愛いの！
「あーやっぱりかーわいい♪」
「下手にベタなもんにしなくて良かった(^^)」
「わーい、ありがと♪」
や〜ん、嬉しい♪♪
こんな小さいのに結構お高いんだよね〜
って、あれ？
なんか普通に喋れてる？
緊張もほぐれたかも？
「あ、でも私キュヒョンに何も用意してないや…」
そこまで気が回らなかった…
「大丈夫、ちゃんと貰うから」
「え……ｯ!？」
それは一瞬
私の唇とキュヒョンの唇が重なった
ううん
重なる程じゃなくてぶつかったみたいな
それくらいホントに一瞬すぎた
「な？しっかりいただきました(^^)じゃあな」
え？じゃあな？
え？
え？
えーーーーーーーーー！？
そんな普通に帰る！？
やり逃げじゃん！
せっかく治まったドキドキがまた復活したじゃんかーーーーー！！
だめ : said you→←手を繋いで : said chihiro
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純蓮(プロフ) - 沙羅さん» フッフッフッ…さぁて、どんなお仕置きをしてあげようか…Ψ(｀∀´)Ψ (2020年4月12日 8時) (
レス) id: b9f58593a7 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - 痛い、痛いお尻ペンぺんの始まりですね。後悔先に立たずの如く猛省していただき（私はユノペンです）、元凶の根源には異例の出世どころか史上最速の転落をしていただきましょう。PSちぃ坊可愛い (2020年4月12日 8時) (レス) id: e4567639fe (このIDを非表示/違反報告)
純蓮(プロフ) - ももさん» 少しずつカウントダウンが…((( ；ﾟДﾟ))) (2020年4月11日 22時) (レス) id: b9f58593a7 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - 怖い女ですね…瞳子に天罰をヽ(♯｀Д´)ﾉｺﾘｬｰｯ (2020年4月11日 22時) (レス) id: 8a796ccb66 (このIDを非表示/違反報告)
純蓮(プロフ) - 沙羅さん» たまに千尋ちゃんをいじめちゃうキュヒョンですが、実はちゃんと見てくれるイイ男なのです！ (2020年4月11日 18時) (レス) id: b9f58593a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：純蓮
| 作成日時：2020年1月12日 17時
