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「結構いい時間だしそろそろお開きにする??」



酔いで顔がいい感じに赤くなり、少し眠そうな薮がそういうと、こっちにも赤くなっている宮田がもうこんな時間かぁと携帯を手にする



「そうだな、じゃあ出よっか」




俺は立ち上がりハンガーにかけていた白いダッフルコートを羽織りすぐ出れる準備をする




「お会計は〜??」

「もう済んでる」

「さっすが、宏光!!ご馳走様です」

「キタミツありがとう!ご馳走様〜」




店を出ると冬独特の冷たい空気が酔いで温まっていた体温を颯爽と奪っていく




「ひぃ〜今夜も凄い寒いね…」

「確か今日雪降るとか何とか、、」




ゆきか…この季節が来ると嫌でもあの頃の記憶が蘇る、何年も忘れようとしてるのに




「どした?キタミツ寒くて固まっちゃった?」

「…ん〜?そうかもな(笑)」

「何それ〜、てか宏光今日コート白だから雪だるま見たいで可愛いね(笑)」

「あっ?誰が雪だるまだって〜??」




からかってくる薮の腕に猫パンチをポカポカと食らわしていると、突然宮田の携帯の着信音が鳴り響いた




「あっごめん!ちょっと出てくるわ」




宮田は俺たちから少し離れた場所に行き携帯を耳に当てた




「えっ何?こんな時間に電話くるなんて…まさか彼女?!」


「…いや、多分あの着信音変わってなければメンバーの誰かからだと思う」


「あぁーそうなの?何だ〜じゃあ、たまかな?」


「だろうな(笑)またゲームの話とかじゃない?」





勝手に薮と予想して盛り上がっていると、電話が終わったのか宮田が小走りでこちらに戻ってきた




「…キタミツ!今日まだ時間大丈夫??」

「えっおう、一応明日オフだから大丈夫だけど」

「よかったぁ、じゃあキタミツちょっとここで待ってて!すぐ戻るから!飲み物買ってくる〜!」

「え?っちょ、」




そう言い残し、宮田は薮を半分引きずりながら道の角を曲がって行ってしまった。理由も分からぬまま急に1人取り残された俺は、静寂に包まれ少し寂しく感じる。





「…あいつら本当に戻って来んのかよ……さみぃ、帰りたい」





綺麗にすんだ空の星を見上げながら、近くのガードレールにもたれて2人を待っていると、ずっと聞きたかった懐かしい声が風にのって耳に届いた気がした





「…きたやま??」

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ちび(プロフ) - →でリアルでは絶対宮くんが間に入っててくれて、そうですよね、続きお待ちしておりますね、めっちゃ楽しかったです。❤️💗最高でした⚪︎ (3月4日 22時) (レス) id: a8be7ea1e9 (このIDを非表示/違反報告)
ちび(プロフ) - 藤北の話探して来ました、私も藤北好きで離れたのが辛くて、勿論、応援はしてます、でもさみしくて、このXの交流から宮北薮の良かったですよね、からのガヤさん来てくれてめっちゃ嬉しかったですわ🥰ポケット盗むの大正解ですね、私もヒロインめっちゃ好きです→ (3月4日 22時) (レス) id: a8be7ea1e9 (このIDを非表示/違反報告)
やや子(プロフ) - 離れた藤北を思うファンは沢山いると思います!藤北を想う方々のために書いてくださり本当にありがとうございます。いよいよ二人が出会うんですね!私的にはもどかしいくらいの藤北に会いたいです〜ww藤ヶ谷くんの『北山』呼び、最高です!これからも楽しみにしてます! (2月11日 17時) (レス) @page4 id: 21deb2a54a (このIDを非表示/違反報告)
茶とら(プロフ) - カピラキさん» カピラキ様初めまして!コメントありがとうございます(泣)同じく今、実際目で見る事が難しくなった分、作品の中だけでも、藤北を残していきたいと思いこの度書かせて頂きました。私の中でも2人はずっと最強シンメです!このお話で少しでも楽しんで頂けたら幸いです。 (2月10日 23時) (レス) id: 4d71bab281 (このIDを非表示/違反報告)
茶とら(プロフ) - やや子さん» やや子様初めまして〜!コメントありがとうございます(泣)私も今の藤北の物語をどうしても見たくて、この度拙い文章ですが書かせて頂きました。藤北は何年経とうが永久不滅だと私も思っています!!少しでもこのお話で楽しんで頂けたら幸いです! (2月10日 22時) (レス) id: 4d71bab281 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:茶とら | 作成日時:2024年2月8日 22時

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