落花流水【QuizKnock】

正義の存在＿sgi ページ33

今日は須貝さんとの初めての遊園地デート。



遊園地デートとか、ベタな展開だけど。



いつもより豪華な服で来るくらい、私は楽しみだった。



「須貝さんっ



待ちました？」



「っや、全然、

Aめっちゃ可愛いんだけど、」



「へっ、え、



あ、あ有難うございます…」



可愛いかぁ、言われてよかったぁ…



「それじゃ受付行ってくるから、

そこで待ってて？」



「あっ、はい！」



大人しく待っとこう、須貝が来るまで。



…と思っていたんですが。



「ねえねえ君、1人〜？」

「俺らと一緒にイイコトしない？」



実に言うナンパ状態です。



「っや、触んないで、くださいっ」



腰を触られて少し反応してしまう



嫌だっ、気持ち悪い、



「え〜？可愛い反応するじゃーん！」

「体は正直なんだけどなあ〜？」



口にそのままキスされる



「ひゃうっ！！？



や、やめてくださ＿」



嫌！助けてっ、須貝さん…！！



「おい、お前ら



俺の彼女なんだけど。

触らないでくれる？」



「ちっ、なんだよ！

彼氏いたなら最初から言えよ！！」



早々と散っていくナンパ男達



「っ怖かった…須貝さん…うぅっ



、ぐすっ、んっ、」



「まず車行こ」



軽く頬にキスしてそう言う須貝さん



そのままおんぶされて、車まで…





＿





バタン…



「んっ、ふぁあ、すがいさんっ、」



ドサッと座席に倒れ込んだと思えばキスの雨



「っ他にどこ触られた？」



須貝さんが今までより余裕がないように見えて



「ん、口に、キスされて、



体、触られましたっ…ぐす、」



「あいつら…警察に渡しとけばよかった



まぁいいや、消毒と上書きね」



もう一度激しくて長いキスをされる



「っふ、んんっ…はぁっ、ぅ」



「っはぁ、A、ごめん。



今日はっ、お家デートに変更させて」



「っ！

全然大丈夫ですっ」



「…まだまだ上書きしないと、



＿＿＿＿＿＿ね？」



正義のヒーローは甘口。

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