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二十一話 ページ22

A目線

人形が転がっている中

寧々ちゃんは絶望し

私は呆然とし

源くんと花子くんは目の前の敵に集中し

二番目「 何度も何度も失敗ばかり、、、もういいわ
あなた達も、噂の通り引き裂いてあげる、、、」

と二番目が言うと

後ろから

ジョギンッ

という音と

光「 先輩っ!大丈夫っすか!?」ボンッ

と寧々ちゃんを庇う源くん、、、けど

寧々「 あ、、、」

光「 えっ?、、、うわぁ!!なんじゃこりゃあぁぁ!!? 」

と寧々ちゃんが見ている方をみるとポンっと源くんの腕が

人形みたいに生地と綿でできていた

花子「 どうやらアレで切られちゃうと人形にされちゃうみたいだね 」

と冷静な花子くん

光「 花子!こないだみてーに変身してぶっ飛ばしちまえよ!」

確かにと思っていると

花子「 できない 」

A「え?」

光「はぁ!?」

花子「ここは二番の支配する領域だ。
彼女の許しがない限り白杖代の力は使えない」

そうか、花子くんも同じで力を抑えられてるのか

光「え!?」

花子「依代を壊せば別だけど…どうもここにはないらしい」

光「じゃあどうすんだよ!」

と源くんが言っていると

じょきんっ

とまたハサミの攻撃がくる

光「うわぁ!」

二番目「あなたから人形にしてあげるわ」

とハサミが源くんに向かう

花子「 じゃあ、しばらく相手しててー! 」

と言い私の手を引っ張っていった

光「 はぁ!?おいこら!」

A「源くん頑張って、、、」

光「おーいって、あぶね!?」

源くんが頑張っているのをよそいに

寧々ちゃんの元へと花子くんに連れられていく

A「寧々ちゃん、、、」

花子「 ヤシロ、立って 」

寧々「 …… 」

寧々ちゃんは

泣きながら必死に寧々ちゃんの友達の人形を抱えて持っている

花子「 諦めるの? その子はまだ生きてるのに 」

えっ、、、

A「どう言うこと?」

花子「ここは生と死の境の世界、、、生まれる事もなければ死ぬ事もない
、、、生死のない世界では諦めの悪いヤツがサイキョーなんだよ 」

A「じゃあ寧々ちゃんの友達は無事なのね」

寧々「 やる。私、なんでもやるっ!!」

花「 なんでもぉ〜〜??」

花子くんはニヤリと嫌な顔で言ってきた

寧々「え」

なんだか嫌な予感しかしない


【続く】

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黒里夜桜(プロフ) - しのさん» はっ!本当だ!!しのさんご指摘ありがとうございます(ーー;) (2020年3月9日 11時) (レス) id: dfb877d194 (このIDを非表示/違反報告)
しの - 2話読んでくるじゃなくて、呼んでくるじゃないですか?間違えてたらごめんなさい、、 (2020年3月9日 6時) (レス) id: 400d3f0549 (このIDを非表示/違反報告)
黒里夜桜(プロフ) - 鈴さん» 鈴さんコメント、お褒めの言葉ありがとうございます!私正直一つもコメント来ないで終わるかと思っていました(^^;おお!二番目ですね!!では二番目に1票入れときますね。読んでくださりありがとうございます^ - ^ (2020年2月28日 7時) (レス) id: dfb877d194 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 絵、うまいですね!私は2つ目の挿絵が好きです! (2020年2月27日 15時) (レス) id: 7bfcf4fe6a (このIDを非表示/違反報告)
黒里夜桜(プロフ) - 鈴さん» 鈴さん読んでくださりありがとうございます!!ここまで細かく感想を言って頂けるのは初めてなので嬉しいです!はい、更新頑張ります! (2020年2月15日 12時) (レス) id: dfb877d194 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒里夜桜 | 作成日時:2020年2月1日 12時

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