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十八話 ページ19

A目線

花子「 皆伏せてっっっ!!!」

と花子くんの声とともに背中を押され

みんな屈むかたちになった

ジョギンッ

と重たい嫌な音が聞こえた

助かったことの安心感がありぼーっとしていると

花子「何ボーッとしてるの!?走るよ!!」

と私の手を繋ぎ引っ張っていく

後ろを見ると

大きいハサミは追いかけてきてた

ジョキッ、ジョキン!!

と音を鳴らしながら

みんな「 わーーーーっ!?!」

走ってから気づいたけど私の体がうまく回らない気がする

簡単に言えばいつもより運動能力が落ちている気がする

今は花子くんが引っ張ってくれているからいいけど

もし一人で走っていたら、、、

寧々「 うわわっ!行き止まり!?」

、、、嘘でしょ?

??「遅刻する子は、、、」

A「えっ、、、」

ふっと何かに足を掴まれ花子くんから手を離してしまった

下を見るとさっきの人形達

カッターを使えば対抗できるかな、でも私に今はそんな力はない

??「お前だ、、、!」

私の目の前にはハサミ

花子「 A!!! 」

遠くからは花子くんの声

A「ひっ、、、」

ハサミは私の首を狙い真っ二つにしようとしてくる

目を深く瞑る

じょきんっ_______

と音が鳴る前に

ふわっと私の体が誰かに引っ張られた

目を開けると

花子「ふぅー、間一髪」

花子くんが私をお姫様抱っこして助けてくれていた

花子「A大丈夫?」

A「大丈、」

といいかけた時

花子「嘘つき」

といい花子くんはハサミの方へ走りだしハサミの留め具を蹴って壊した

花子「Aは普通の怪異で封印もされている
だからこの七不思議の異界の中では普段より力が弱まるはずだ」

と花子くんは言った

確かに、だから普段より走れなかったのか

花子「っということで、 じゃあ行くよ 」

と次は私を抱えて

花子「 逃げろーー!!」

という

見ればハサミの集団が追いかけてくる

急いで階段を上っていくと

扉と祠が見えてきたが

寧々「 あぁ、!扉が!! 」

扉が閉まっている!?

A「腕は!?」

するともっけちゃん達が

私たちが見つけた腕を持ってきてくれた

あとでアメあげようと

花子「 少年!腕をあの祠に!!」

光「 うおおおおおおっ!!!」

まるで野球のかのように

ズバッと腕を入れた

それも木彫りの筋肉

光「 おーっし!」

源くんの周りがキラキラしている

私たちは急いで扉を抜けた、、、

【続く】

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黒里夜桜(プロフ) - しのさん» はっ!本当だ!!しのさんご指摘ありがとうございます(ーー;) (2020年3月9日 11時) (レス) id: dfb877d194 (このIDを非表示/違反報告)
しの - 2話読んでくるじゃなくて、呼んでくるじゃないですか?間違えてたらごめんなさい、、 (2020年3月9日 6時) (レス) id: 400d3f0549 (このIDを非表示/違反報告)
黒里夜桜(プロフ) - 鈴さん» 鈴さんコメント、お褒めの言葉ありがとうございます!私正直一つもコメント来ないで終わるかと思っていました(^^;おお!二番目ですね!!では二番目に1票入れときますね。読んでくださりありがとうございます^ - ^ (2020年2月28日 7時) (レス) id: dfb877d194 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 絵、うまいですね!私は2つ目の挿絵が好きです! (2020年2月27日 15時) (レス) id: 7bfcf4fe6a (このIDを非表示/違反報告)
黒里夜桜(プロフ) - 鈴さん» 鈴さん読んでくださりありがとうございます!!ここまで細かく感想を言って頂けるのは初めてなので嬉しいです!はい、更新頑張ります! (2020年2月15日 12時) (レス) id: dfb877d194 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒里夜桜 | 作成日時:2020年2月1日 12時

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