misbehave Ⅱ (ページ46)

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｢どーゆう風の吹き回し？？｣

｢いや、それそっくりそのまま返すわ笑｣

｢いや、答えろよ、｣

｢えぇ〜、俺から〜？？｣

体をクネクネさせてえへへぇ〜なんて言ってる風磨の頭を引っ叩いてやろうかと思ったがやめておこう。

｢おいおい、そんな顔すんなって笑いや、夏美と話しててさそろそろ一緒に住むかー的な？笑｣

照れ隠しなのかふざけたように言う風磨

そんな風磨を"羨ましい。"そう思った。

｢ん？どーした？｣

｢あぁ、いや…、何でもない。｣

｢まぁ、そんな感じだからさ、みろくお願いしねぇーとだし、ほら、俺に懐くどころか威嚇してくるじゃん？笑新しくペットOKのとこ探すのも大変だろうし慣れた場所の方がいーだろ｣

｢ふふ笑そうだね、とりあえず一緒に住むかは置いといてみろくは私が引き取るよ笑｣

みろくの方を見るとスヤスヤ気持ち良さそうに眠っている。

｢でも、あの樹が同棲とはなー、｣

ソファーでうーん。と伸びながらボソッと呟いた。

確かに前に樹となんとなくテレビで同棲カップルの特集見ていたら俺には無理だわ。と言ってたのを思い出した。

｢ねぇ、なんで樹同棲したくないんだっけ…？｣

｢んぁ、？俺もよく知らねーけど、樹の事だし一人の時間がねぇーからとか、他人のペースで生活するのが無理とか、そーゆうのじゃね？｣

もっとも樹っぽい理由ではある。
でも、だとしたら私が知っている樹は少しでも一緒にいようとする、分からないけど…、私が樹を変えてしまったのかも知れない。

｢まぁ、樹が言うならいーんじゃね？俺は樹と住むのさんせーするけど？なんだかんだAと良い雰囲気だし｣

"良い雰囲気"この言葉にとてつもない違和感と居心地の悪さと罪悪感を感じた。