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ピッタリ15分後に岸が家に来た。
インターホンの通話ボタンを押して岸に返事をする
｢マジで速すぎだから。後1時間45分待っといて笑｣
『無理だろ！！開けてけれよ！！！！』
モニターに映る岸は落ち着きが無くってキョロキョロしている。
ミーアキャットみたい笑
｢ふふ。笑 冗談に決まってるでしょ笑 今開けるから待って笑｣
私はロックを解除して岸の到着を待った。
それから少しして岸が玄関のインターホンをならした。
玄関の鍵を開けて岸を迎え入れた。
｢おうっ。｣
｢なにそれ笑 とりあえず上がれば？笑｣
｢今日風磨くんは？｣
｢ん？風磨は彼女と泊まり｣
｢マジっすか！？！？俺もとm｢泊まらせないよ？｣
｢え！？なんでだよ！！！今日くらい泊まっても良いじゃん！！！｣
｢それが原因でバレて会えなくなっても良いなら泊まれば？｣
ちょっと意地悪に笑って言うとしゅんとして岸ははぁい。とちょっとだけ不服そうな返事をした。
｢ﾁｭｯ、 落ち込まないでよ笑 今日はいつもより長く一緒に居れるのに笑｣
俯いて元気の無い岸の頬に軽くリップ音をたててキスすると驚いた顔で自分の頬を手で抑えながら私を見ている。
｢…、そっ、、、そんな事言うキャラでしたっけっ？？、？｣
｢何？嫌なら良いけど。｣
岸に背中を向けて拗ねたふりをする。
｢…。嫌じゃない。ガチで嬉しい…。｣
岸は私の背中を包み込む様にぎゅっと抱きしめながら耳元で囁くように言葉を溢した。
それが私の頭の中に響いてどうしょうもない。
｢…岸、苦しい…。｣
恥ずかしさや理性と闘いながらかろうじて発した私の言葉に岸はうん。とだけ言って腕の力を弱めるどころかまたぎゅっと抱きしめ直した。
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作者名：み、 | 作成日時：2021年8月11日 0時
