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千「……年齢なんて関係ないっすよ。俺、気にしてないっす。」

千冬君は俺の心を読むのが人一倍上手だった

千「だから、Aさんが1人で抱え込まないで……」

「千冬君こそ……」


そこからはしばらく2人で泣いていた


俺は昔からリーダーだった。皆からは責任感が強いと言われ、なんにでも推薦された。


皆とつるむようになってから

俺は皆より"大人"だから…そういう"責任感"が俺の中で芽生えていた

しかし

俺が中学生の頃は友達もいないし母も全く俺自身に興味なしだった。世間体の為に成績にうるさかったんだ。
だから中学生の…年頃の皆とどうやって関わるべきかどうやって支えるべきか分からなくなってしまった。




「俺、これからみんなとどう関わっていけばいい…?」

お互い少し落ち着いた頃俺はそんなことを口走っていた

千「Aさんはいつも通りでいいんです。俺たち漫画貸しあった仲じゃないですか!」

ニカッっと笑ってくれる千冬君
またAさんの飯食いたいッス!


とか言ってくれて…

俺にはいい友達が出来たんだなと、嬉しく思った

人生をやり直したいと何度もそう思っていたが今が1番楽しいかもしれない。


千「じゃあこれ俺たちの友達記念で」

そう言ってどこからともなく出してきたのはピアッサーだった


「え………いつの間に…?」

千「俺とおそろいつけましょう!その為にはまず穴あけないと」


え…え……??


千「動かないでくださいね!…ってAさんは動けないタイプか笑」



いや、なんで楽しそう…?

千「じゃあいきますよー」

俺の事なんかガン無視で


ガシャンッッ!!!!


「ぬぉあああいたぁぁ!!!…………く、ない…」

ゴムでパッチンされた位の衝撃

音がデカすぎてびびった

俺の左耳にはシルバーのたまがちょんっと付いてた


千「ちゃんとケアして下さいね?」


「う…うん…!」

千「"俺の"友達の証です^^……居なくならないでくださいね…ボソッ」

「…実はずっとピアス開けてみたかったんだ…今まで勇気がなくて……ありがとう…!千冬君!」

千「聞いちゃいねぇー…」



あ、だんだん耳がジンジンしてきたかも、

千冬君はちょっと呆れ顔

仕方ないよね俺のテンションが上がってるから…ヘヘッ

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宵一(プロフ) - ニャオさん» コメント頂きありがとうございます。ちょっとずつしか更新できなくて申し訳ないです💦 (2021年10月12日 1時) (レス) id: 28dcc7afd0 (このIDを非表示/違反報告)
ニャオ - 面白かったです!息抜きに読ませてもらってます! (2021年10月11日 16時) (レス) id: 976bfd9362 (このIDを非表示/違反報告)
宵一(プロフ) - 96kun_さん» コメントいただきありがとうございます。励みになります🥲🥲 (2021年9月30日 20時) (レス) id: 28dcc7afd0 (このIDを非表示/違反報告)
宵一(プロフ) - しょうとけいきさん» コメントいただきありがとうございます。精進して参りますので宜しくお願い致します🙇‍♀️ (2021年9月30日 20時) (レス) id: 28dcc7afd0 (このIDを非表示/違反報告)
しょうとけいき - 軽率に好きです。続き楽しみにしています! (2021年9月30日 12時) (レス) @page24 id: e3c498c4cb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:宵一 | 作成日時:2021年9月23日 20時

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