検索窓
今日:43 hit、昨日:3 hit、合計:190,207 hit

episode71 ページ27

知念side




慧「…で、かっこよく任せちゃったけど、黒澤ってどこにいるの?笑」



高「え?伊野尾くん知ってんじゃないの?笑」



慧「いや、全く?」←




さすが、安定の伊野ちゃん。


肝心なところが抜けてんだから。笑




涼「…あいつの事だ。

一番上の階にいると思う。」



宏「確かに。

もし俺が逆の立場なら、一番辿り着きにくいところにボスを置くだろう。」



圭「あっ!あそこに階段あるよ!」



大「よし!登るぞ!」



涼「待って!


…待ち伏せされてる。

おそらく…10人くらい。」




集中力を極限まで高めて、敵の情報を集める涼介。



いつものように…いや、いつも以上に頼りになる。






…もう、何にも心配することはないね。





知「涼介!

僕が敵の注意を引きつけるから。

その隙に進んで?」



涼「知念…!」



高「その役目、俺もやるよ。

囮になるのは得意分野だ。」




そう言ってニィッと笑う雄也は、止めても無駄みたい。




知「足引っ張らないでよ、雄也?」



高「それはこっちのセリフだ。笑」





…正直、不安じゃないっていったら嘘になる。



怖くないっていったら嘘になる。





…それでも、やらなきゃ。





涼介のために…


仲間のために…





高「知念、行くぞ!」



知「うん!」



涼「…ごめんな。」



知「謝んないの!

でも、もし負けたら承知しないよ?笑」



高「プレッシャーかけんなよ。笑

まあでも、大丈夫。山田ならできる。」




そう言って、雄也とほぼ同時に拳を突き出す。




涼「ありがとう。」




心のこもった言葉とともにグータッチ。




…さあ、やってやるか!




知「僕と雄也で先に行って、相手の気を引きつける。

…お互い上手くやろう!」





その言葉と同時に僕は走り出した…

episode72→←episode70



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (231 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
352人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

くーる(プロフ) - りんさん» お返事遅くなりましたm(._.)m 何回も読んでくださったんですね!ありがとうございます(^^) なかなか不良系の話は少ないですけど、同志に出会えて光栄です☆ (2018年4月10日 20時) (レス) id: 6d68981b41 (このIDを非表示/違反報告)
くーる(プロフ) - あこさん» お返事遅くなりましたm(._.)m楽しんでもらえたようで嬉しいです!…っと、お気づきになりましたか?笑 探偵学園Qのあのシーンめっちゃ好きなんですよ…ずーっとクールだった流くんのあのさわやかな笑顔…いいですよね!笑 (2018年4月10日 20時) (レス) id: 6d68981b41 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - この作品めっちゃ好きです。何回読んでも面白いです! (2018年2月14日 22時) (レス) id: df7b157299 (このIDを非表示/違反報告)
あこ - この作品、私の大好きな感じだったので超最高でした!!あと、最後のシーンって探偵学園Qに出てくる天草流のベッドの上のシーンに似ていませんか!? (2018年1月16日 19時) (レス) id: 886c07b65c (このIDを非表示/違反報告)
くーる(プロフ) - みおさん» ありがとうございます!そんなに褒めて頂けると嬉しいです♪ 個人的にもこのお話は結構気に入ってるので、余裕があれば続編を書いてみたいのですが…あいにく今は、現在書いてる小説と新作の構想で手一杯でして…すいません(>_<)もう少し余裕ができたら考えてみます! (2016年8月8日 16時) (レス) id: 8c67a8e15d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:くーる | 作成日時:2014年12月2日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。