部屋 ページ8
(もう、嫌)
金髪さんは私の頭を撫でながら、何度も
『大丈夫だよ』と優しく言ってくれた。
でも、薔薇さんは泣かれたのが相当辛かったのか
『どうして泣くんだぁ〜っ！』と叫びながら走って行ってしまった。
まっ、いっか。
『あの…ありがとうございました…』
私は、小さな声で金髪さんにお礼を言うと、
部屋に戻ろうと後ろを向いた。
｢あ、待って？どこに行くの？｣
金髪さんにそう言われたので、土井先生に待つように言われた事を伝える。すると、
『色んなことがあるけど、大丈夫だよ？
さっきの子は、ああ見えて凄い優しい子だから
仲良くしてあげてね？』
と、ニコニコ笑いながら言ってくれた。
私は軽く頭を下げ、改めて部屋に向かう。
・
・
・
部屋に戻ってしばらく経つと、部屋の外から犬の声
が聞こえた。
なんだと思って障子を開けると、
外には二足歩行の真っ白な犬がいた。
しかも頭巾付きで。
｢ヘムヘム！へームゥ！｣
えっ？自分の名前はヘムヘム？
｢ヘム！ヘムヘム！｣
えっ？学園長が呼んでる？
『どこに行ったらいいの？
＿＿＿一年生の教室か…何処に行けば？
＿＿＿えっ？案内してくれるの？ありがとう！』
？『何で、言葉を理解できるんだよ…』
・
・
・
《アイツ、面白そうだな！追いかけよう！》
小平太に触発され、新しく来た真城の元へ六年生みんなで向かっている最中の事。
真城の部屋に声を掛けるヘムヘムを見つけ、そのまま観察してみる。でも、変だ。
知らない人だったら、ヘムヘムの言葉を絶対に理解できないはずなのに…。
なんて思っていると、二人がこっちに向かって来た。
それを見た留三郎と文次郎は、いきなり二人の前にたちはだかる。
｢｢お前真城だな！コレから世話してやるから…
って、何被せてきてんだテメェ！！｣｣
二人とも、新入生の前で何やってっ……
『ふぇっ、ふぇぇぇん！！』
えっ？
・
・
・
ヘムヘムと一緒に歩いていると、よく分からない六人組に遮られた
しかも、その内二人は勝手に口喧嘩を始めた。
めんどくせぇ奴しか居ねぇのかよココ
まあ、いいや。適当に泣いとこ。
『ふぇっ、ふぇぇぇん！！』
とりあえず、後ろに居る人達の中で一番まともそうな人の後ろに隠れる。
｢どわっ！？どうしたんだ！｣
｢このバカ留テメェのせいで泣いちまっただろ！｣
｢んだと！テメェのせいだろバカ文次郎！｣
やっべ、めんどくせぇ。
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ユリリン - わかりました。気長に待つことにします。無理せず書いてください。続き楽しみに待っています。 (2019年11月17日 9時) (
レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
焼きもろこし(プロフ) - ユリリンさん» お話がいっぱいになり、続編を作ろうかな？と思ったのでタイトルも変えちゃいました！(●´▽`●)＿＿続編のためにお話を少し書き進めたいので更新が遅れると思います、ごめんなさい！(--;)急ぎで書きますので、気長にお待ちいただけると幸いです\( 'ω')/ (2019年11月16日 15時) (レス) id: 64f6e97c25 (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - タイトル変えたんですね。更新楽しみに待っています。続きがんばって書いてください。 (2019年11月16日 14時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 更新されたんですね。待ってました!焼きもろこしさんの思う通りに書いてください。私のリクエストはスランプや困ったときに使ってください。また案が浮かんだらリクエストしてもいいですか? (2019年11月11日 9時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
焼きもろこし(プロフ) - ユリリンさん» やっと更新が出来ました！(●´▽`●)……ですが、せっかく頂いた案で書けませんでした…ごめんなさい！(；A；)/少し書く内容が浮かんできたので、別の話で改めて使わせて頂きます！(´∀`)/いつもありがとうございます！ (2019年11月9日 22時) (レス) id: 64f6e97c25 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：焼きもろこし | 作成日時：2019年6月29日 7時
