ま〜た、思いつきか。 ページ16
(えぇ〜そんなぁ)
「あのね、どうして律ちゃんこちらかって言うと…」
シナ先生は真面目な顔で私を見つめる。
私は生唾を飲んで緊張しながらも、先生の美しさに
軽く見とれていた。
そんな時、先生は口を開いた。
「実はね、学園長先生が仰ったの……
『律は絶対に忍たまじゃ!』ってね?」
「えっ?……それだけですか?」
私がそう返すと、先生は苦笑いして頷いた。
何だか腑に落ちない気もするが、とりあえず笑っておいた
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シナ先生と風呂に入った後、直行で部屋に戻り
明日のために布団に潜った。
後の事はその時考えて、今は寝る事に専念しよう。
どうせ入学は決定してるし、これから面倒な人達と
付き合わなきゃ行けないし。
____私は慣れてない場所で寝たからか、
いつもより早く起床してしまった。
まだ辺りは薄暗く、人の気配もあまりしない。
とりあえず、軽く散歩することにした。
私は、用意されていた一年生の忍装束を着た。
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長屋を出て少し歩くと、
前からクタクタになって歩いている、
み空色の忍装束を来ている先輩が歩いて来た。
その人は私よりちょっとだけ背が高い人。
二年生の人だと思う。
「あ、あの……どうかされたんですか?」
「う、うん……裏裏裏山のランニングで……
……あっ、君は新しく来た一年生?
僕の名前は時友 四郎兵衛、二年生なんだ〜
ちなみに体育委員で、ランニングもそれなんだ〜」
時友先輩は疲れているはずなのに、笑顔で自己紹介
をしてくれた。
「時友先輩、よろしくお願いします。
そういえば、今日の実習訓練も一緒でしたね?」
「うん、僕ら二年生もみんなと一緒に頑張るんだ〜
二年生だから頼りないかもしれないけど、
困った事が起こったら直ぐに言ってね?約束だよ?」
時友先輩は指切りげんまんをすると、手を振りながら歩いて行った。
さて、散歩を再開しよう。
私は、時友先輩のぽわわわわ〜んに癒されながら
歩き始める。
____その後、四郎兵衛は他の二年生に、
『自分が一番に会った!』と少し自慢をしていた。
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「ん?おお、真城!丁度いい、こっちに来い!」
散歩の続きをしていると、遠くから土井先生が
私を呼んだ。
急いで走って行くと、先生は少しワクワクした顔で
『今から朝会だ、実習訓練が始まるぞ?』と言った
私は、土井先生の後に続き、朝会の場所へ向かう
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ユリリン - わかりました。気長に待つことにします。無理せず書いてください。続き楽しみに待っています。 (2019年11月17日 9時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
焼きもろこし(プロフ) - ユリリンさん» お話がいっぱいになり、続編を作ろうかな?と思ったのでタイトルも変えちゃいました!(●´▽`●)__続編のためにお話を少し書き進めたいので更新が遅れると思います、ごめんなさい!(--;)急ぎで書きますので、気長にお待ちいただけると幸いです\( 'ω')/ (2019年11月16日 15時) (レス) id: 64f6e97c25 (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - タイトル変えたんですね。更新楽しみに待っています。続きがんばって書いてください。 (2019年11月16日 14時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 更新されたんですね。待ってました!焼きもろこしさんの思う通りに書いてください。私のリクエストはスランプや困ったときに使ってください。また案が浮かんだらリクエストしてもいいですか? (2019年11月11日 9時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
焼きもろこし(プロフ) - ユリリンさん» やっと更新が出来ました!(●´▽`●)……ですが、せっかく頂いた案で書けませんでした…ごめんなさい!(;A;)/少し書く内容が浮かんできたので、別の話で改めて使わせて頂きます!(´∀`)/いつもありがとうございます! (2019年11月9日 22時) (レス) id: 64f6e97c25 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:焼きもろこし | 作成日時:2019年6月29日 7時